後天性の遺伝 - 代官山通信（蔡 俊行）

　どちらかというと肉食派だったのに、最近は以前ほどでもない。つーか、空腹過ぎない場合以外、油っぽい肉はちょっとつらいと昨夜思った。なんかコラーゲンたっぷりの肉のパテのようなものを食事の半ばで供され、すこし重めに感じた。体が欲さないという感じ。
やはり西洋料理は西洋人に最適化されている料理なのだなと思う。最近は特に。
その食事中に出た会話で最近何を食っているかというのがあり、自分を振り返ってみると粉ものばかりという驚愕の事実に突き当たった。そんな驚くほどのことでもないんすけど。
昨日の昼はおそばで、一昨日のお昼はラーメン。その前は、えーと、忘れた。とにかく麺だ。
そういえば母も麺好きだった。
食事の好みは、後天性の遺伝のようなものだと思う。
そんなわけで久しぶりに母に電話なんかしてみた。