裏目 - 代官山通信（蔡 俊行）

　今朝は行動すべてが裏目にでるという天中殺のような日であった。
まず、最寄り駅に行くと人身事故のため電車が止まっている。中野での直行打合せだったのでまずいと思いタクシー乗り場へ。するとそこはクリスマスの救世軍のような行列。これは可能性がないと思い、商店街を5分ほど抜け、タクシーの来そうな道路へ。しかし来るタクシーは100%実車。そらそうだ。みんな上り方面のこっちに来るわけだから、同じ路線に住んでいる人に予め乗られている。仕方ないので、そこから歩いて10分ほどの違う路線の駅へ。そこから三茶を経由し、渋谷、新宿、中野というのはよろしくない。下高井戸に出て甲州街道でタクシーを拾うという選択を瞬時にこなし、世田谷線で目的地へ。
が、降車後踏切を渡ろうにもそこは開かずの踏切。10分近く時間をロスし、やっと甲州街道。
しかし甲州街道上りも時間のせいかあまり空車が来ない。ここでも10分ほど時間を浪費しやっとクルマに乗れた。
あのまま最寄り駅で、電車が動くのを待っていた方が良かったかもしれない。
こんな日は早く帰って家でじっとしているに限る。