ムリな法案 - 代官山通信（蔡 俊行）

　ひとり暮らしをしているウチにはどういうわけかテレビが3台もあります。テレビ好きかと聞かれればあまりそうではないと答えるくらいの視聴者レベルです。ニュースと天気予報とたまにスポーツくらいの用途。

　一台はプラズマの大画面テレビでリビングルームにでーんと鎮座しています。ギャグのようにでかい画面で見ていると疲れます。

　そして寝室にも一台。これは昔のブラウン管テレビ。それでも37インチくらいの画角なのでもう重いのなんの。以前はこれがリビングの主役でした。

　さらにもう一台が持ち運び可能で防水仕様の液晶テレビ。お風呂やトイレなどどこでも持ち運びできるすごいやつです。実はテレビ視聴のほとんどはこのテレビ。お風呂に浸かってニュース番組を見るときに役立っています。冬の寒い朝、湯船に浸かってワイドショーなんかもこれで見ます。二日酔いにもいいです。

　あと携帯もワンセグなので原則テレビ視聴可。さらにPCにもテレビチューナーがあるのでこちらでも見ることができます。つまり視聴可能なデバイスがウチには５個もあるということになります。そういえばクルマもテレビ見られるな。完全にオーバースペック。

　ともかくいま家の中の色んな物を処分しているのですが、寝室のまったく電源を入れないテレビを処分したくてしようがなく、ずっとタイミングを見計らっていたのですが、なんと公明党が悪評高い定額給付金に続けてやってくれました。なんとアナログテレビを1台2万円で国が買い取るなんて暴挙（快挙）を追加経済対策に盛り込むとのことです。

アナログテレビ１台２万円で買い取り案　公明まとめる

　こんな法案が通ったものなら日本中がアナログの中古テレビを買い漁ります。なんたって1台2万円ですからそれ以下で買えば利益が出ます。もうお祭り必至。

今週末、リサイクルショップに寝室テレビ出そうと思っていたのにこれでは、しばらく様子見ないといけません。絶対通らない法案だと思いますが。