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日本スタイリスト協会
2009.06.30
知らない間にこんなものができていた。日本ファッションスタイリスト協会。
設立の趣旨を少し引用します。
スタイリングの「価値」が求められています
ファッションスタイリストの仕事は、今や生活シーンのあらゆる場面に溢れています。
TV番組や映画でのタレント、歌手などのエンターテイメントはもちろんのこと、雑誌・広告などの中では、カタログのワンカットにまで及んでいます。
「スタイリングする」ことは、人にとって原初からの欲求であり、それが自己表現の満足や創造の喜びを生み出しています。さらに進んで、現代社会においてスタイリングは、個人的嗜好を超えて、社会活動の様々なシーンで不可欠な要件になっています。多様化した価値観の中で「人や物や事」を的確に表現することは、自由や豊かさを生み出す行為といえるでしょう。ファッションスタイリストもこうした社会的ニーズから生み出された人びとです。
社会のニーズに対応できるスタイリストを
しかし、職業としてのファッションスタイリストの歴史はまだ浅く、メディアで仕事をする
スタイリストだけを意味するにとどまっており、スタイリストの定義や名称の表す範囲など明確にされていない状況です。ファッションスタイリストの立場や能力が様々で曖昧な状態です。
これでは、今後の多様化し増大するニーズに応え、スタイリングの価値を社会に混乱なく提供していくことは難しくなってきます。今や個人のファッションセンスのみならず、ビジネス社会においても、会社の個性や社員の能力を示し、顧客の信頼を得るためにスタイリングが戦略的に考えられるようになってきていますが、こうしたニーズにも応えることのできる適切な人材がスタイリストであると社会的認知を得ることで、スタイリスト自身の能力の発揮と責任の自覚を促していきたいと考えます。同時にこれまでスタイリストに馴染みのない個人や企業の相談窓口としての機能も果たしていきたいと思います。
(以下略)
なるほど。我々のような業界にいれば適所適材的なスタイリストとの仕事ができるが、そうでない業界の方々は言いスタイリストの定義は分かりずらい。こうした機関があれば良い点もある。
しかしこの協会に一体どれくらいのスタイリストの皆さんが登録するのだろうか。ロン毛の口の悪いスタイリスト(by右近さん)や、日本裸族協会の会長などは果たして登録するのだろうか。
若いスタイリスト見習いの方は、職業の社会的認知度が高まればアパートの契約が容易になるかも知れないですね。
なんだかこの先、いろいろお世話になりそうなので今度挨拶に行ってみようかな。
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