HOME  >  BLOG

Creator Blog

蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

Blog Menu

ピンチはチャンス

2009.12.11

このエントリーをはてなブックマークに追加

 代官山はやはりムリなのか。

10月16日をもって、シャビージェンティール(知ってる人は古い!)亡き後の「はちまん食堂」がクローズ。聞いたところ2月末までレントが残っているというから、あの物件は原則2月まで塩漬け。しかし飲食を居抜きで借りたい人があれば交渉できるかも。宮澤くんがその気になってラーメン屋をそこでうやるなら本気でフォローするけどね。

 ともかく、服屋に限らず、美容院、レストランもどんどんお店を畳んでいる。

 これはなにも代官山に限らず、原宿や渋谷でも同じ現象が起きているの。しかし代官山は特にひどいと思う。

 以前から代官山では飲食は成功しないというジンクスがある。これは飲食業を生業にしている人たちから聞いた言葉で、あながち外れてないと思う。小川軒のように古くからやっている本格的な老舗もあるが、流行に踊らされて出店したようなお店はまずムリだ。

 先日もトミー・ヒルフィガーの人に聞いたところ、あの会社のうらにあった和食屋さんも畳んだそうだ。はちまんもそうだしもう食べるところなーい、なんて言っていた。

 確かにこのままだと我々の胃袋が危ない。食べる店がなくなってしまう。

 しかしほとんどのお店のランチタイムは、まあまあの人いり。問題は夜の営業である。

 夜、代官山に食事に来るという人は、ほんの一握りのレストランを除くとほとんどない。ふらっと外部からじゃ秋今夜は代官山で、なんてことにはならない。レストランの数も少ない上、食後の展開も難しい。

 そんなことはわかっているんだが、これがもう如何ともしがたい。

 そんなところへこのニュースだ。記事には年内閉店の可能性もあるというが、これは困る。

 先日も世界一サーブの早い焼き魚屋さん、並木橋「のざわB」が年内閉店と聞いた。

 いったいお昼、どこで食べればいいの?

 宮澤くん、もしかしたらチャンスかも。

Comments: 2

蔡さんが何か、代官山の飲食かくあるべし!
と言うお店プロデュースされるなら、一生懸命通います。
いや、高いお店は無理ですが。

onitsuka-tigerの並びの「末ぜん」はいかがでしょう?
代官山のお祭りを仕切っているし、おふくろの味です。

あとは、オーヤンフィフィさんの妹の「美味飲茶楼」
は台湾でしかとれない食材もあります。
ランチは安いし、飲茶もOK

※コメントは承認されるまで公開されません。