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私をマラソンに連れてって
2010.01.13
昨日と今日いろんな噂話を聞いた。噂話なので信憑性がないのでここでは書けない。それにしても根も葉もないものから、よくもまあどこで調べたの的な話までいろいろある。
あまり影響のないところでは某出版社を退社された元社長が、勢いの止まらないファストファッションの代名詞の企業に行くかも知れないなんていう噂も。体質が合わないと思うのだが、実現すれば面白い。
ところでマラソンブームというかランニングブームは行き着くところまで来た感がある。
いま発売の雑誌ブルータスもランニングの特集。ターザンではなくブルータスまでがである。女性誌もちょこちょこランニングに関する記事を掲載しているし、モデルさんやタレントさんもいまやランニングに余念がない。昨夜、会食した方々も普段走っておられると言っていた。
確かにお金もかからないし、健康になれるわでいまの時代にぴったりフィットする余暇の過ごし方であると思えるのだが、実は余暇というよりはみんな無理やり時間をひねり出して走っているようだ。昨夜会った方は、専任のトレーナーに走る姿勢をチェックしてもらいながらトレーニングしているというからかなり本格的だ。
先週末に行われた荒川ハーフマラソンには、世界文化社のぼくの担当編集やその他知人が何人も出場していた。昨夜会った某デザイナーも荒川走ったって言ってたなあ。
来週だかはこのブログに参加している弊社平野もエントリーしたアメリカのベースの中を走るハーフもある。本人は撮影を急遽入れてしまって、ドタキャンらしいが。そういえばやはりブログメンバーの南井さんもこの大会にエントリーしているらしい。
もう、会う人会う人走ってる。なんなんだろう、このブーム。これまでも何度かランニングがブームだよ、なんてこの欄でも書いたけど、いやもうキャズムを超えたというか明らかにブームに便乗している人がいると思う。日曜の皇居・桜田門なんて行くとみんな勝手に小さな大会やってたりしてもう収集がつかない状態。メンタルはジュリアナの扇子である。
一方では知らない人はまったく走らない。まったく興味ないというか、なんで走るの? という体温である。走るとお腹痛くなるとか、学生時代最も苦手だったのが長距離、といったセリフを何度聞いたことだろう。ぼくはマラソンエンバサダーではないのでそういう人の体温、大切にしたいと思っている。
で、何が言いたいかというと、最近行くジムのトレッドミルがやたら混んでいるということ。以前なら混んでいても数分待てば空いたのに、いまではホワイトボードに予約入れて待たなくてはならない始末。まあ行く時間が、仕事終りの最も混んでいる時間というのもあるのかも知れない。しかし数カ月前まではこんなことはなかった。
ある意味パンデミック。どこかで移り気な人たちがブームから脱落するだろうけど、それがあと何年かかるのだろう。
ちなみに脱落する人たちというのは、バブル時代スキーに行ってて、いまはまったく雪山に行かないタイプの人達。そんなイメージです。
Niceタイトルですねぇ。ホレボレします。企画モノAVでマラソンやランニング系のネタやタイトルが出たらブームのピーク且つ終焉かな、と個人的には読んでます