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字幕ムリ!?
2010.04.02
ブログメンバー石光くんが昨日書いている韓国映画、「息もできない」。まだ観てないんだけど、観た人の全員が絶賛というか近年まれに見る傑作だというので早く見に行きたいと思ってる。ひと月ほど前、上映している渋谷のシネマライズで「フローズンリバー」を観た時にトレーラーを観て、気になっていた作品。別の意味で「金瓶梅」も気になったが、もういてもたってもいられない。今日にもで観に行きたい。そんな気分。
もうひとつ観たい映画が10日から公開の「第九地区」。これも前評判が高い。たいがいこういう信頼すべき筋が褒めている作品は観て落胆する事はない。
しかし最近思うのだけど、洋画の宣伝にまったく関係ないタレントをブッキングするというのもどうかと思う。これも確か以前石光くんが指摘していた。広く作品のことを知らせるという目的でやっていると思うのだけど、それで映画の内容が正確に伝えられてないばかりか歪曲されて捉えられているのではないかと心配になる。それでもこうした宣伝が後を絶たないのは、それなりの広告効果が現れているから? 少し勢いの失せた洋画界を活性させたい気持ちは分かるけど、果たして。
そういえば最近の若者は洋画の字幕、スーパーインポーズを追いながら映画を楽しむ事ができないらしい。おお、これではちょっと表現が厳しい。一部の若者と言い直そう。どうもそれがストレスになって敬遠傾向にあるというのだ。そうなるともうどうしようもない。
先日、会食した某誌編集長も字幕ムリと言っていたからどうも若者だけの話ではないようだ。他の知人は洋物の小説がムリという。名前を覚えられないという。
日本は文化も政治も経済もすべてアメリカの後を追いかけているというが、こうした内向的な文化鎖国的な面までアメリカに倣うようになるのはどうなのか。
内田樹さんではないが、「日本辺境論」多いに結構。キョロキョロしながら外国から進んだ文化を輸入し咀嚼して日本独自の文化にすればいいではないか。
なんかそんなことを考える週末の朝であった。
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