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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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春のアメカジ

2010.04.16

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 今日とある原稿でウォークオーバーのダーティバックスについてちらと触れたところ、そこから突然ホワイトバックスが履きたくなるという欲望がムクムクと盛り上がってきた。こういうのはシャレオツ過ぎてもう履けないなんて思っていたけど、年を取ったら取ったでありかななんて思う。どうやらイタリアの会社がウォークオーバー買収してアメリカ生産で復刻しているというからどれどれちょっと見に行ってみよう。なんなら買ってもよござんす。

 その昔19歳の頃、2万4000円も出して買った記憶がある。確かDウィズ。甲高な足のぼくにはちょっと木型がシャープすぎてキュウキュウに紐が結べず、外羽がやや開き気味なのが愛嬌であった。当時は普通に66のリーバイスが店頭で売られていた頃。ワンウォッシュくらいの501ではホワイトバックスがネイビーに染まるので、色の薄いジーンズとしか合わせられなかった。渋谷のモアイ像からロータリーを挟んだ三菱銀行の前に古着の露店を出していたとっつあんから買ったリーバイスZXXと合わせていた。まあいい時代だな。ZXXが3000円だもの。ウエスト32のレングス36インチ。

 なんだかその当時の服装がいま自分の中で熱くなっている。いわゆるアメカジだ。レッドウィングやオックスフォードのボタンダウン、あるいはシャンブレーシャツ。違うのはシャツのサイズがコンパクトになったことと履いているジーンズのウエスト位置が低くなったことくらい。アイテム名からすると当時と同じ格好だ。

 あれからもう30年近く。いろんな流行が繰り返す中で今流行っているオーセンティックアメカジとでもいうスタイルが最も落ち着く。いやあ嬉しい流行が戻ってきた。ありがたい。

 そんなわけで諸々着るものが欲しくなってきた。季節の変わり目だしね。

 週末はやっと行方不明だった春が戻りそうだというし、天気が良さそうなので買い物にでも行きたい気分なのだが、月曜まではずっと撮影がある。つまり仕事。

 しかしスタジオの目の前にららぽーとがあるので少し中抜けしてそこで何か買っちゃおうかな。てか三郷のららぽーとにはどんな店が入ってるんだろう。後でネットで調べてみよう。

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