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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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世田谷246マラソン

2010.11.25

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 今日はもう木曜日。本来なら月曜に書くべきトピックだがボーッとしてい忘れていたので今日書くことにしよう。なんの話かというと日曜に走った世田谷246ハーフマラソンのことである。

 今回で5回目。参加人数は1500人。抽選倍率3倍以上というから結構な人気大会である。もちろん背景には東京マラソンをはじめとするマラソンブームがある。しかし人気の秘密は、コースにある。

 スタートは駒沢公園。そして世田谷の246を一車線規制(あれ? 2車線だったっけ? 忘れた)し、その上を走れるのだ。普段クルマしか通らない道を走るのだから不思議な感覚である。さらに二子玉川の駅前を通り、多摩川沿いを上流へ。東名高速をくぐって少し行ったところで折り返し、開発中の二子玉川駅前マンション群をなめ、目黒通りまで多摩堤通りをまっすぐ。目黒通りから環八の坂を登り切って、世田谷紀伊国屋を左折。そして駒沢公園に戻るというルート。まさにブルジョアの薫りの世田谷を縦横に走り抜ける大会なのである。

 例年は駒沢の陸上競技場内でスタート、ゴールらしいのだが、今年は工事中のため補助競技場脇の通路を使用。まあそこは残念であったが、天気も気温もオーガナイズもとてもよく、楽しめる大会であった。自分の成績以外では。

 5回目にして初めて走った大会であるが、 とにかくレベルが高い。スタートはタイム順に並ぶのだが、ぼくは1H20~40のゾーンの真ん中あたりに並んだ。通常こういう大会では遅い人間も前の方に並び、後で抜くのがしんどいので割と前目に並ぶことにしている。目標タイムは1時間40分なのであながちウソでもない。

 スタート後、もそもそと渋滞を抜け公園内を走るのだが、そこからどんどん後の人間に抜かれる。抜かれると人間燃えるものでどうにもペースアップしてしまう。それでもどんどん抜かれていく。246に出たあたりで手元のガーミンの1kmペースを見ると4分10秒くらい。え、ちょっとスピードの出しすぎではないか。そこで少し抑えようにも、まだまだどんどん抜かれていく。一体この人たちはなんなんだ?

 結局、10kmまで走ったところで時計を見ると45分である。50分が目標タイムだったのに飛ばし過ぎである。まわりが早いとはいえ、これはもう無茶苦茶ペース。案の定15km前後からスピードが鈍り、等々力の坂では歩くかのようなスピードに。後半ヘロヘロでレースを終えた。

 結局レースの思い出は、人々にパスされたという記憶だけだ。自分が抜いた人数なんて20人にも満たない。

 レース後、荷物を受け取りに行列に並んでいると前後でみんなの声が聞こえる。何人かはこのレース、みんな早いと話し合っていた。本当にぼくもそう思う。たいした経験値があるわけではないが、これはファンレースではなく、本気の大会であった。後から考えても制限タイムが130分というのは結構スパルタかも。

 今日はもう木曜日。いまだに筋肉痛で腿の裏表が痛い。

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