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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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映画の話

2010.11.26

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 今日もまた話題が数日前のことなのだが、祝日に観た映画の話など。

 何か映画でもと考えて、韓国映画の義兄弟を見ようとネットで時間を調べてみると前後の予定にフィットするタイミングがなく、仕方なく他をあたって気になったのが「黒く濁る村」であった。こちらも韓国映画で同国のウェブコミックを実写化したサスペンスドラマというから興味も湧く。上映劇場も会社から近く、時間もぴったり。唯一の難点というか懸念点は2時間41分という尺である。これで冗長だったら目も当てられない。

 半分を過ぎた頃からトイレに行きたくてあまり物語に集中できなかった。強迫観念のようなもので、長い映画だとプレッシャーからかどうしてもトイレが近くなる。それでも手に汗握るサスペンスやらドキドキハラハラな映画なら忘れられることもできるのであるが、この映画ではそれは無理であった。

 作品には生まれてくる理由がある。関係者は面白い作品、評価される作品、何か心に残る作品を目指していることだろう。それを通りすがりの自分のような人間が評価するのもどうかと思うが、とにかくもう少し時間を短くした方がいい。殺人や事件を起こした動機もイマイチよく分からんし、少し消化不良な作品であった。原作を知っているならそれなりに楽しめるのかも知れないが。

 ところで来週飛行機に乗る。最近の飛行機はビデオ・オン・デマンドで映画を配信している機材が多い。それはそれでとてもありがたい。しかし最新の話題作を観た後に乗った飛行機で、その作品がメインであったときのガッカリ感。他の映画を見ればいいことだし、大きなスクリーンと10数インチのモニタを比較するのもどうかと思うが、どうにも損した気分になる。

どうかよい映画がかかっていますように。

  

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