あれ？　ボジョレー・ヌーボー... - 代官山通信（蔡 俊行）

　どうやら昨夜がボジョレー・ヌーボーの解禁日だったようで。そんなこたあまったく忘れて美味しい日本酒をいただいていた。

　今朝、某出版社を退職されて編集プロデューサー的な仕事をされている方と、アートディレクターと三人でこのワインの話題になった。でも誰も飲んでいないし、あまり興味がないという現実。

　実際売れ行きも芳しくないらしく、円高や向こうでの価格上昇などで利幅も少ないらしく、どこの酒屋さんもこのお酒では儲けが少ないらしい。売れない儲からないでは近い将来ボジョレー・ヌーボーはいまほど日本に輸入されない日が来るかも知れない。あのバブルの熱狂を知る者からすると隔世の感。

　なんかこういうバカ騒ぎだが、やってる最中はハスに見ていたけど、なくなればなくなるでなんか悲しいというか寂しい。

　こういうのが国の勢いというか、そういうのとリンクしているような気もしなくもない。中国あたりではいまボジョレー・ヌーボーが熱いのではないだろうかという想像をしてみる。いまそうでなくても、近い将来、絶対きそう。

　なんかいいな、中国。