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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ソウルへ

2011.02.23

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 すこし前に騒がれていた羽田の国際線ターミナルであるが、明日はじめて利用する。ちょっとわくわくする。

 明日から土曜までお隣り韓国ソウルへ。ちょっとした仕事の打合せなので一泊で戻ろうと思ったが、それだと飛行機代が微妙に高い。早割切符なもんで。むしろ二泊してホテルに泊まったほうが安いのだ。二日目も夕方まで仕事があるので、それならと美味しい夕食も食べられそうなので二泊を選んだ。

 ソウルは何年ぶりだろう。最後に行ったのは前身の会社の社員旅行だからかれこれ7~8年前かもっとか。あまりよく覚えていない。

 義兄の友人にアテンドしてもらってディスコに行ったのを思い出した。季節は夏だったのでぼくは半パン姿。確かディスコはホテルの中にあるというのが、向こうのスタイルだったと思う。どうしてディスコに行ったのか、これも今では思い出せない。所属していたスタイリストたちが行こう行こうと盛り上がったからかも知れない。

 山の上のホテルにタクシーで乗りつけ、いざ入場しようとしたところドレスコードに引っかかった。入り口のスタッフ曰く、半パンでは入場できない。周りをみるとぼく以外のスタッフはみんなジーンズなどの普通のパンツ。青ざめるぼくに入り口の従業員が耳打ちする。

「こちらでパンツを貸すこともできますが」

 ここ山の中。引き返して着替えるわけにもスタッフを置いてひとり帰るわけにもいかない。もちろん二つ返事でOKした。

 先にスタッフを入場させ、ぼくは着替えの間に。そして渡されたジーンズを見て絶句。

 ツータックが入ったケミカルウォッシュのジーンズなのであった。

 プールサイドに集まったスタッフの前に出たところ、大爆笑が巻き起こる。

 7〜8年前のソウルというのはそんな都市だった。

 いまテレビで活躍しているタレントや歌手、あるいは韓国ドラマや映画を見る限り、もうそんなことはないだろう。

 他愛もない話であるが、その頃といまでは文化的に見てもう別の都市だと思う。ヨーロッパのセレクトショップがあったり、日本をはじめ欧米のデザイナーブランドブティックも増えたと聞く。

 でも相変わらずミョンドンや東大門市場は賑やかそう。仕事をささって済ませて、ソウルのリサーチをやってきます。

 面白い発見があればこの欄で報告します。

 というわけで来週の月曜までこの欄お休みです。

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