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恐怖の未来
2011.08.04
「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」という本をだいぶ前に読んだ。ベンジャミン・フルフォードが書いたペーパバッグである。この頃のベンジャミン氏は面白かったけど、どんどんヘンな方向へ行ってしまった。それ以降、著作を追ってないけど、現世に戻っているかしら。
amazonのこの本の欄に載ってる紹介文をペーストする。
"国家破産、預金封鎖、国民資産凍結、もうその日は、目前に迫っている。2002年4月20日、アルゼンチンはデフォールトした。バンク・ホリデーが実施され、外貨(ドル)預金は強制的にペソに換えられた。構造改革はかけ声だけ、株価は下げ止まらず、失業者は街にあふれている。すでに、日本はアルゼンチン状態にある。 "
今日、元野村総研に所属されていた方とランチを共にして、まったくこれと同じような日本の未来像のレクチャーを受けた。軽いショック。
まだこの本の時期には原発事故は起こってなかった。放射能の恐怖、電力の不足、政府の無策。これでグローバル企業が日本に居続けることが奇跡だ。
失われた20年はそれでもGDPやら国民の生活レベルやらは横ばいだった。富士山の西稜線のように成長してきたグラフはこの20年で踊り場になり、この先は東側の稜線のごとく下降し始めるだろうというのだ。
恐ろしいね。そうならないようにぼくらにできることは何なんだろう。
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