痛し痒し - 代官山通信（蔡 俊行）

　今朝は寒かった。そうなると意外に着るものがないものだと突然気づく。

　街ではダウン姿の人も見かけるけど、そこまでは寒くないと思う。なのでこの時期重宝するのがパタゴニアのレトロジャケット。フリースのものだけど、近年のものは防風仕様になっているのでこれ一枚でも結構暖かい。今年の色で気に入ったのがあれば、また買い足そうかと思う。でも意外とパタゴニアの色使いって独特で、どうやっても日本人に合わない配色もある。それをさっそうと着ていて似合っている日本人がいることも知っているけど、我々のような凡人はなかなかそのステージまで辿りつけない。

　近くお店に行ってみようと思う。

　そういえば、会社でも今日から暖房を入れた。夏、あれだけ電気代気にしていたのに、いまでは震災前とは言わないまでも、普通に使っている。これは感心できない。できるだけ低めの温度設定にして、小刻みに電源を切ったりして、社会に負荷をなるべくかけないようにします。これはスタッフにも伝えます。

　放射能やTPPや大阪のことも気になるけれど、まずは自分でやれることの一歩から。

　寒くなると季節物が売れて景気には好影響だけど、インフラに負荷がかかる。痛し痒しというかなんというか。