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宣言
2011.11.30
いろんな案件を方方から依頼されるのであるが、断らずに話は聞く姿勢である。スケジュールや予算で断ることはほとんどないが、自分の手に余るジャンルであれば仕方なく謝ることもある。
そんな姿勢でいるとぼく自信、自分の仕事の分野というか肩書きがわからなくなってくる。一般的には会社の社長ということになるけれど、仕事内容によっては肩書きと言うか職種を明確にした方がいいような場合もある。
成功した漫画家さんなんかは、節税のために会社を作ったりする。するとその漫画家は会社の社長であるが、世間知としての肩書きは漫画家である。まあそういうこと。
しかしそれが結構やっかいだ。仕事をする時に、総監督になったり、創作監督なったり、創文監督になったりする。漢字で書くと妙だが、カタカナにするとどうも軽い感じがしてやなので、あえてそうしてみた。
卑近の仕事では完全にコピーライターである(あれ? カタカナになった)。もともと文章を書くのは苦手でないし、これまでいろんなコピーを書いてきた。しかしこれまで自分がコピーライターであると世に宣言したことはない。
編集者の頃、プロのカメラマンになるにはどうすればいいんですかという写真学校に通っているバイトがいた。同席した編集者が、宣言すればいい、その瞬間からキミはカメラマンだと言った。こうした話はゴマンとあるが、まあそういうことだ。
といいつつまだ何も宣言しないのだけどね。
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