いい年にしましょう。 - 代官山通信（蔡 俊行）

　新年おめでとうございます。今年もどうぞフイナム、及びこの欄をどうぞよろしく。

　しかし一年の計は元旦にあり、なんて話していたところで元日の地震、ちょっと肝を冷やした。一説には地獄の釜が開いたなんて話もあるが、悲観的になっていても仕方ない。希望を持って前進しよう。

　暮れの30日、久しぶりに原宿へ買い物に行った。ビームスやB&Yはすでに前日からセールが始まっていたのであるが、その日はセールという盛り上がりではなく、普段と変わらないような人出であった。店舗には本社からの応援スタッフの姿も見え、世間話などをしたのであるが、それくらい牧歌的な雰囲気。セール狂想なんて言葉はもはや死語なのか。たぶんルミネやそこらの駅ビル系や複合店施設などでは凄まじい盛り上がりなのだろう。原宿まで来る途中にいろんな関所があるもんだからそこでみんな買い物済ませちゃうのだろう。おかげ様でゆっくりと買い物することができた。ちなみにセール初日は結構な行列だったらしい。

　新年、飲食店オーナーたちから忘年会のことを聞く機会もあった。お店にもよるのだろうけど、聞いた限りではみんな好調であったらしい。３月からいろんなことを控えめにしながら生活してきた反動じゃないかというのが共通した見方であった。この調子で景気が良くなればと言っていたが、まだしばらく時間はかかるだろう。たしかに景気をなんとかしなければならない。

　節電のことはいつの間にか忘れてしまっていることを反省し、被災された人々に思いをよせ、今年も個人個人が一生懸命働き、出来る範囲で遊んで買って消費して、日本の経済をまわしていけるようにしましょう。

　今年がいい年になりますように。