民度と陰毛について - 代官山通信（蔡 俊行）

　昨日標題の件をこの欄に書いたら、その会話をした主からすぐにメールで返信があった。そしてそれがどんな会話だったかを教えてくれた。

　話は体操男子の内村くんの脇毛の話からであったらしい。どうして無敵の体操男子総合の内村の腋毛はボーボーで、欧米の選手は綺麗に剃っているのかというところからドイツビールで熱い議論が始まったらしい。

　話はその後、かつて共産圏や途上国系の選手は女性でもボーボーで、さらに驚愕の衝撃は80年代のドイツのロック歌手のネーナであり、その処理されていない脇毛は、当時の第二成長期であった日本の男子に多大なる影響を与えたというところへ進む。さらに欧米先進国の女性は、ブラジリアンカット的な処置を定期的にしていたり永久脱毛するのが当たり前になりつつあり、日本でも時代に敏感なファッション関係者ではすでにデフォであり、男もメジャーリーガーやプレミアの選手などはきちんと処理しているという話であった。

　つまり、民度というかセレブというか、そういうところでの無駄毛は基本、適切にカットor無毛にするのがマナーである、と。

　確かにそんな話をしたとは思う。こんなどうでもいい話で時間を費やし、しかもそれを記録しているとは。

　男同士でお酒を飲むとみんな中二病になるのだなあ。