From MANCHESTER and LONDON to TOKYO
田中恭平
ELIMINATOR PRESS
代官山のセレクトショップ”ELIMINATOR”のPRESS。世界に一店舗だからこそ出来る事、世界に一店舗だからこそ言わなくてはいけないコアな情報や新たな価値観の提案を発信していけたらと思っています。
www.eliminator.co.jp
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- EVERLASTING ONE
- 自分だけのCorgiのマフラーを作りませんか?
- QUILP by Tricker's アーカイブ展開催中
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- "CHRISTOPHER RAEBURN" 2013 AUTUMN WINTER
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半期に一度のとっておき企画。QUILP by Tricker's製作のELIMINATORカスタムバージョンがついに入荷!
2013.04.26


<QUILP by Tricker'sページ>
http://www.eliminator.co.jp/products/brand49.html
QUILPとの出会いは、、、、
ロンドンにあるシューデザイナー木村大太さんのショップ(アトリエ兼なのでいつもは鍵がかかってるから呼び鈴鳴らして開けてもらうんだよ)に頼んでいたビスポークシューズの進行具合を拝見させて頂こうと思って伺った際に、なぜだか部屋の片隅にトリッカーズのシューズボックスがあって、、、、、何だろうっと?って思ってたらQUILPだったんですよね。。。というのが最初の最初。

そのアトリエです。この建物は、16世紀に建てられたそうです。チャールズ・ディケンズの同名小説の舞台にもなっていてロンドン名物の一つになっているそうですよ。因みにディケンズは若い時に靴墨工場で働いていたという記録もあり、何とも繋がるものですね。
こちらは、QUILPデザイナー森下さんがアトリエの二階から窓枠越しに撮影した一枚で、森下さんの中でロンドンを象徴する一枚だそうです。
(森下さんのブログから拝借)

で、本題。QUILPとは?
という事でご存知無い方に少し説明します。↓
『デザイナーである森下さんがThe Old Curiosity Shopの木村大太氏の協力を得て、靴作りの聖地と呼ばれるイングランド中東部に位置するノーザンプトンの中でも最古のブランドである"Tricker's"で作製したシューズ』。
この丸みを帯びた独特のフォルム。

80年代に使われていた木型をアップデートしているのですが、使用していた人物は↓
デザイナーの意向で名前はお教え出来ませんが、解る方には解る、ロンドンアンダーグラウンドシーンの礎を築いた重要人物!

じつはこのお方も、元々はむか〜しの農民の方が履いていたシューズの木型をベースにしていたそうです。
サイドからのカット。
コバ部分のレザーがアッパーに少しだけかかっているのお分かりでしょうか。これは、ほこりの侵入を防ぐ為のディテールです。細かい所に手が届きますね。

見た目では解らないかもしれませんが、スエードは撥水性のあるレペロスエードとヤヌススエードを採用しています。履く人の事を考えていますね。

最後に、森下さんのQUILP by Tricker'sに対する想いを綴ります。
「トリッカーズの中に新しいラインを築き、後にヴィンテージになれるクオリティーだと思っています。もし生産を辞めてしまったら、その何十年か後にどこかの国で、昔トリッカーズ製でこんな奇形のカントリーシューズがあったんだね、と誰かに言ってもらえたら嬉しい」。

未来に向けた熱い想いが込められているアイテムだと思いませんか?
色々なバックボーンや拘りが詰まって両モデルともに¥81,900。
対価を考えると頑張ってでも買っちゃおうかなと感じさせてくれるシューズですよね。
http://www.eliminator.co.jp/products/brand49.html
QUILPとの出会いは、、、、
ロンドンにあるシューデザイナー木村大太さんのショップ(アトリエ兼なのでいつもは鍵がかかってるから呼び鈴鳴らして開けてもらうんだよ)に頼んでいたビスポークシューズの進行具合を拝見させて頂こうと思って伺った際に、なぜだか部屋の片隅にトリッカーズのシューズボックスがあって、、、、、何だろうっと?って思ってたらQUILPだったんですよね。。。というのが最初の最初。
そのアトリエです。この建物は、16世紀に建てられたそうです。チャールズ・ディケンズの同名小説の舞台にもなっていてロンドン名物の一つになっているそうですよ。因みにディケンズは若い時に靴墨工場で働いていたという記録もあり、何とも繋がるものですね。
こちらは、QUILPデザイナー森下さんがアトリエの二階から窓枠越しに撮影した一枚で、森下さんの中でロンドンを象徴する一枚だそうです。
(森下さんのブログから拝借)

で、本題。QUILPとは?
という事でご存知無い方に少し説明します。↓
『デザイナーである森下さんがThe Old Curiosity Shopの木村大太氏の協力を得て、靴作りの聖地と呼ばれるイングランド中東部に位置するノーザンプトンの中でも最古のブランドである"Tricker's"で作製したシューズ』。
この丸みを帯びた独特のフォルム。

80年代に使われていた木型をアップデートしているのですが、使用していた人物は↓
デザイナーの意向で名前はお教え出来ませんが、解る方には解る、ロンドンアンダーグラウンドシーンの礎を築いた重要人物!

じつはこのお方も、元々はむか〜しの農民の方が履いていたシューズの木型をベースにしていたそうです。
サイドからのカット。
コバ部分のレザーがアッパーに少しだけかかっているのお分かりでしょうか。これは、ほこりの侵入を防ぐ為のディテールです。細かい所に手が届きますね。

見た目では解らないかもしれませんが、スエードは撥水性のあるレペロスエードとヤヌススエードを採用しています。履く人の事を考えていますね。

最後に、森下さんのQUILP by Tricker'sに対する想いを綴ります。
「トリッカーズの中に新しいラインを築き、後にヴィンテージになれるクオリティーだと思っています。もし生産を辞めてしまったら、その何十年か後にどこかの国で、昔トリッカーズ製でこんな奇形のカントリーシューズがあったんだね、と誰かに言ってもらえたら嬉しい」。

未来に向けた熱い想いが込められているアイテムだと思いませんか?
色々なバックボーンや拘りが詰まって両モデルともに¥81,900。
対価を考えると頑張ってでも買っちゃおうかなと感じさせてくれるシューズですよね。
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