From MANCHESTER and LONDON to TOKYO
田中恭平
ELIMINATOR PRESS
代官山のセレクトショップ”ELIMINATOR”のPRESS。世界に一店舗だからこそ出来る事、世界に一店舗だからこそ言わなくてはいけないコアな情報や新たな価値観の提案を発信していけたらと思っています。
www.eliminator.co.jp
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ART LIVEイベント、THE WORK by Tsutomu Moriyaレポート!
2013.05.16

先日開催しました、THE WORK by Tsutomu Moriya。雨の中、ご来店頂いた皆様、誠に有り難うございました。

ところで、皆さん。最近心満たされた瞬間って何ですか?
オシャレなカフェで〜とか、旨いもん探検とか?
雑貨屋さんめぐり?
日差しが気持ちいいデッキでビールとか?
それぞれ色々あると思いますが、、、ELIMINATORでは、こんな満たされ方を提案!それがART LIVE。でも、難しい事を理解しなくてはならないのではなく、心で感じる事を重視したイベント。
ショービズではない本物志向で。
メンズファッションの基本中の基本であり不変的な価値の物へ最高のARTを加え、さらなる不変的なものへと昇華させる。
このコンセプトのもと、今回僕たちが最高の逸品として選定したのは、拘りのデニムLEVI'S® VINTAGE CLOTHING。
それに、守矢さんのアートワーク手法の中でのとっておき、ドリッピングペイント!を掛け合わせる、というものでした。

斯くして傑作ARTが完成しましたよ。少量ですが店頭にて展示販売中です。

この手の作業は普段人前で披露する事はなく(一人もくもくと集中力をあげてやるそう)、貴重な一日だったと思います。
何度か開催しているステンシルサービスはあくまで「サービス」であって、今回は作品制作なので、体力的、メンタル的にも比較にならない程なのだそうです。

プロによる作品制作工程は中々見る事ができないので、僕達も見入ってしまいました。
@

勿論、二本と同じものはございません。

今回のART LIVEイベントは、実はストーリーがあります。
まず、守矢さんが自身のギター(↑)にドリッピングを施し、作品として制作(若い頃はバンドを組んでいたそうです)。

今回のART LIVEイベントは、実はストーリーがあります。
まず、守矢さんが自身のギター(↑)にドリッピングを施し、作品として制作(若い頃はバンドを組んでいたそうです)。
ストーン・ローゼズのギタリスト"ジョン・スクワイア"にリスペクトを込めてPVに出て来る様なギターをイメージして制作したそうです。
なぜ、"ジョン・スクワイア"にフォーカスをあてたのか、聞いてみました。
ジョン・スクワイアは画家でもあり(上記のYOUTUBEで見る事の出来るギターが自身でドリッピングしたもの)、守矢さん的にはミュージシャンというよりかはポロックに影響を受けた一人という捉え方が今回は強いのかもしれません。
「ロック(マッドチェスタームーブメントの中心グループ、言わばカルチャーを作った)な人なのに、デザイン学校の教科書に出てくる様なジャクソン・ポロックの作風を引用し、ギターやアルバムジャケに落としこんでいる点にインテリジェンスを感じるし、そういった古き良き物に目をむけて、自分流に取り込んで表現する点がイギリス人らしいよね。アメリカ人だったらきっとタギングとかね用いちゃうところなんだけどね」。(守矢さん談)
そして、マンチェスターをコンセプトの一つとして掲げているELIMINATORにとってのManchesterをアートで表現するとしたら、、、と考えた結果のカスタムギターなのだそうです!
なぜ、"ジョン・スクワイア"にフォーカスをあてたのか、聞いてみました。
ジョン・スクワイアは画家でもあり(上記のYOUTUBEで見る事の出来るギターが自身でドリッピングしたもの)、守矢さん的にはミュージシャンというよりかはポロックに影響を受けた一人という捉え方が今回は強いのかもしれません。
「ロック(マッドチェスタームーブメントの中心グループ、言わばカルチャーを作った)な人なのに、デザイン学校の教科書に出てくる様なジャクソン・ポロックの作風を引用し、ギターやアルバムジャケに落としこんでいる点にインテリジェンスを感じるし、そういった古き良き物に目をむけて、自分流に取り込んで表現する点がイギリス人らしいよね。アメリカ人だったらきっとタギングとかね用いちゃうところなんだけどね」。(守矢さん談)
そして、マンチェスターをコンセプトの一つとして掲げているELIMINATORにとってのManchesterをアートで表現するとしたら、、、と考えた結果のカスタムギターなのだそうです!
深いですね。

ART LIVE当日、ペンキやペンなどの作業道具に混じり、常に側にあったのは、ジャクソン・ポロックの作品「ナンバー11」をプリントアウトした物でした。
実際、色合いなどの構成はポロックを意識して制作したそうです。
何となくの「ジャクソン・ポロック風」ではなく、ポロックを理解しているからこそ「これは、ジャクソン・ポロックです」と言える表現といった所でしょうか。
こういう事、正面切って表現してしまう男っぽい価値観といいますか、痺れますね~。

そして、全作業終了。
みんながみんな笑顔でした。
ご興味頂けましたら画像だけではなく、是非実物をELIMINATORでご覧になって下さい。
写真だけでは分からないものが、きっとあるはずですから。
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