FRee STyling ?
石川 顕
最近、スタイリストといったらなぜか「ぷっ」と笑われますが、スタイリストですから。パリコレというよりツール ドフランスですし、ラガーフェルドよりローラン・フィニョンです。
ウィンブルドン原理主義?
2012.02.28
もうポール・ウェラーだとか、モッズだとか言うんなら話しないからね。
写真のお方はフレデリック・ジョン・ペリー、
そうですフレッド・ペリーです。
テニス列伝の主人公。
初の四大大会制覇のグランドスラマー。
ビジネスの世界でいう「ウィンブルドン現象」って知ってる?
自由競争による淘汰という意味。
市場経済において、自由競争が進んだため
市場そのものは隆盛し続ける一方で、
元々その場にいて「本来地元の利を得られるはずの者」が破れる。
ウィンブルドン男子シングルスで1936年を最後に、
今現在もイギリス人の優勝者はない。
その最後のウィナーがフレッド・ペリー。
イギリス金融界を皮肉った言葉は
フレッド・ペリーによって生まれたわけです。
それにしてもエレガントです。長ズボンですから、、、、
この人コートに現れるときは、ウールのロングコート引っ掛けてくるんですから。
ウィンブルドン。正式にはオールイングランド ローンテニス アンド クローケー クラブですけど、、、、
そこには長ズボン姿の銅像がある。
そこは「フレッド・ペリー・ゲート」という入場口。
スポーツマン列伝ですから。
だからだ、The Jamやらカーナビーストリートで語ってはいけないと決めています。『フレッドペリー』
昔、ビームスが作ったポール・ウェラーのポスターを
トイレに張ってたりしても。
東京に出てくるとき、THE WHOの写真集付きの
2枚組レコード「四重人格」を大事に持ってきたんだとしても。
アスリートとして、英国人として。
フレッドペリー60周年かあ、、、、今も続くフレッドペリー現象。
ウェアもある意味、列伝なんだね。(石川 顕)
★FRED PERRY 60th ANNIVERSARY SPECIAL MESSAGE★
フレッドペリーのブランド生誕60周年を記念して、フイナムブロガー12名にお祝いコメントをいただきます。一ヶ月に一人ずつ、一年で12人のフイナムブロガーが登場します。お楽しみに!