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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2011.08.02

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最近は苦労しなくてもマウスをちょっと動かすだけでスリープ状態のパソコンを起動し、一瞬のうちに高速で世界中にアクセスできるようになりました。

一昔前ならその道のプロやマニアでなければ見つけられないようなものも、ヤフオクやアマゾン、そして楽天といったサイトを活用すれば、外国語ができなくても大抵のアイテムを自宅や会社にいながらにして購入できる時代。

そう考えるとこの映画と同じような嗜好を持った人達にとっても、一昔前では考えられないくらい簡単に材料を購入したりや作り方を調べられるので、自分で実践してみたいと思う人がいても不思議ではないでしょう。

いや、間違っても最後までマネしないで下さいね(笑)。


基本的にはアメリカでの公開一年前に公開されたキック・アスと全く同じコンセプトなのですが、完全に似て非なるもの(あれ?何か支離滅裂してます?)。

必要以上にお金を掛けていない(ように見える)質感が本作のヒーロー像とマッチした結果なのかなと。その点キック...はコンセプトの痛快さの割りにはスケール感がデカすぎると言うか、ニコラス・ケイジがもはや笑えない対象になっている事に改めて気付かされたのも好きになれなかった理由のひとつな気がします。 

そういう意味ではリヴ・タイラーやケビン・ベーコン、エレン・ペイジと言った一線級のスターを揃えているにもかかわらず、ちょうどいいサイズ感に好き嫌いはあるでしょうが思いきった残酷な描写も全体の流れから考えれば納得だし逆に嫌味がなくて痛快。

★★★★★

いわゆるコスプレとは異なる次元での「素人がスーツを自作してヒーローになる」というテーマ故に可能にしたローバジェットですが、仮にこれがハングオーバーのような作品であったとすれば逆に陳腐もしくはアングラ色モロ出しの作品に仕上がっていたでしょう。 そういう意味では監督たちがテラスで語らいながらコンセプトを固めながら微笑ましい光景が目に浮かぶようです。

メタル・ヘッドに続いてレイン・ウィルソンの好演が際立ちます。

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