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川田十夢公私ともに長男。「AR三兄弟の企画書(日経BP社)」、「ARで何が変わるか?(技術評論社)」、TVBros.連載「魚にチクビはあるのだろうか?」、WIRED連載「未来から来た男」、ワラパッパ連載「シンガーソング・タグクラウド」、エンジニアtype連載「微分積分、いい気分。」など。発明と執筆で、やまだかつてない世界を設計している。https://twitter.com/cmrr_xxxhttp://alternativedesign.jp/

青雲、それは君が見た光。

川田十夢
公私ともに長男。「AR三兄弟の企画書(日経BP社)」、「ARで何が変わるか?(技術評論社)」、TVBros.連載「魚にチクビはあるのだろうか?」、WIRED連載「未来から来た男」、ワラパッパ連載「シンガーソング・タグクラウド」、エンジニアtype連載「微分積分、いい気分。」など。発明と執筆で、やまだかつてない世界を設計している。
https://twitter.com/cmrr_xxx
http://alternativedesign.jp/

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加藤隆生さんへのおすすめ。

2010.09.07

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加藤さん、こんちわ。川田です。

今年に入ってロボピッチャーやらSCRAPやらリアル脱出やらで、ますますお忙しそうな加藤さんの為に、同じように忙しい僕からユニークな映画をオススメすることにしました。題名はスクラップ集団、1968年の松竹作品です。

まず、冒頭に下品なジョークが羅列されますが、それは二つの意味で流してください。きっと原作者であるところの野坂昭如が仕掛けるところのトラップなのだと思います。これを一旦抜けると、これまで見た事の無いタイプのコメディが展開されます。

おすすめするポイントを順に挙げてゆきましょう。まず、名前が似ていること。SCRAPというフリーペーパーの編集長を務めている以上、このスクラップ集団はとりあえず押さえておかなくちゃです。

二つ目のおすすめポイント。うっかり豪華な俳優陣。渥美清(寅さんの人です)、三木のり平(桃屋の人です)、露口茂(太陽に吠えろの山さんです)、小沢昭一(手前味噌で申し訳ない人です)、この4人の共演は滅多に拝めるものではありません。

おすすめした三つ目の理由、それはARG(Alternative Reality Game)的要素を映画の構造に組み込んであることです。スクラップを愛する4人の男がうっかり釜ヶ崎の居酒屋で出くわすくだり、路上に象の死体が突如として現れる顛末、鉱山をベースにした画期的なアミューズメントパークの運営、その一つ一つが加藤さんの仰っていた「カラオケの次の仕掛け」につながるメタファーに満ちている気がします。

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scrap_movie.jpg

今回おすすめする作品:
映画「スクラップ集団」

今回おすすめした人:
加藤隆生(ロボピッチャー+SCRAP編集長+リアル脱出考案者 )

今回おすすめした理由:
1)加藤さんが編集長を務めるSCRAPと名前が似てるから
2)豪華なキャスティング
(原作:野坂昭如 主演:渥美清/三木のり平/露口茂/小沢昭一)
3)「カラオケの次の遊び」のヒントになりそうだから

というわけで加藤さん、購入はコチラから!

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次は、神山健治監督の為だけに、おすすめレビューを書きたいと思います。

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