California Love
小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。
www.countyline.jp
inspirationla.com
「こだわり」って何かね?
2012.02.28
余談から。
いつものランチタイム。
いつもの中華料理屋。
相変わらず空いている。
カウンターにはいつもの二人。トムとジェリー。
いつもは「日替わり定食」を頼んでいるが、なんとなくラーメンを頼んでみる。
俺 「味噌野菜ラーメンください」
ジェリー 「はい?」
俺 「味噌野菜ラーメンください(やや大きな声で)」
ジェリー 「はい?」
......。こいつ絶対に聞こえているのに、聞こえないフリをしている。なぜだ?お前は志村けんなのか?
俺 「味噌野菜ラーメンください(大声で)」
ジェリー 「はい?」
コイツコロシタイ。
心の声をグッと押し殺してメニューを指さした、その先にはなんと!?
や、野菜味噌ラーメンの文字が......。
「味噌野菜ラーメン」≒「野菜味噌ラーメン」。
び、びみょ〜に違う。ニラレバとレバニラくらい微妙に違う。
どっちでもいいでしょ。とオーダーする側(=俺)は思う。
しかし、オーダーを受ける側(=ジェリー)にはこちらの理屈は通らないご様子。野菜と味噌の順番に並々ならぬこだわりがあるらしい。「郷に入りては郷に従え」という言葉もあるし、ここは大人の対応で。
俺 「野菜味噌ラーメンください(渋々)」
ジェリー 「味噌いっちょう!(店内に響き渡る大声で)」
やっとオーダーが通った。っていうか今「味噌いっちょう」って言ったよね?「野菜いっちょう」じゃないんだね。まあいいや。
で、5分後。
目の前にこだわりの「野菜味噌ラーメン」が届く。
どっからどー見ても、味噌野菜ラーメンにしか見えない。まあいいや。四の五の言わずに食ってみる。
味も味噌野菜ラーメンそのもの。
野菜が味噌の前に来なければならない理由は何ですか?
頭の中を疑問が駆け巡る。麺をすする。駆け巡る&啜る。駆啜状態。しかし、その答えはどんぶりの中には潜んでいなかった。でも、胃袋は満たされた。
きっとそれでいいのだろう。
ブログネタに困ったら、またここに来よう。ありがとう、ジェリー。そう心の中で呟いて、お会計を済ませる。
いつものランチタイム。いつもの恵比寿。いつものショールームへと戻る。
ここからが本題。
先週に引き続き、今週もHTC EUROPEの展示会を開催中です。
HTCスタッズベルトの鉄板アイテムが数多くラインナップされた、CLASSIC BIKERシリーズ。
普遍的なアメカジスタイルの「こだわり」が集結したマスターピースです。
詳しくは、弊社ショールームの展示会場にて。
展示会はアポイントメント制となっております。バイヤーの方は、大変お手数ですが事前にアポイントをお取りいただきますようお願い致します。info@countyline.jp