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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2012.02.26

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ここ3年ほど、ハーフマラソン以下の距離を走るときに愛用してきたシューズがナイキのズームスパイダーLT+。2010年の行田鉄剣マラソンで1時間41分24秒のハーフマラソン自己記録をマークしたのもこのシューズだし、サイズUS7.5は足長と足囲のバランスが自分の足にジャストフィット。さすが日本企画のプロダクトだけあります。そんなピッタリなはずのプロダクトに対して、先月のフロストバイトロードレースでは浮気しました。選んだのはアシックスのスカイセンサーブリーズ。結局このレースでは、自己2位の1時間42分06秒でしたが、右の土踏まずの形状がフィットしなかったようで、水膨れができちゃいました。ということで、次回以降のレースはズームスパイダーLT+に戻すか、また新しいシューズにするか悩んでいたところに候補に挙がったのが、以前より気になっていたルナスピードライト+。軽量性に優れたルナロンのミッドソールを使用したモデル。ズームスパイダーLT+の後継モデルのルナスパイダーシリーズもありますが、何度か試履きしたものの、フィッティングが変わったようで、何か足に合わない。一方でこっちのルナスピードライト+のほうが足にフィットしました。シュータン上部にシワが寄るのは玉にキズですが。

実際に走ってみると、グングンとスピードが出せる。そのライド感は今までに履いたランニングシューズでもトップクラスですね。あまりシャカリキに力を出していないのに、直近のランでは5kmを23分51秒で走ってる。kmあたり4分46秒だから練習のスピードとしては自分にとってはかなり速め。なのに走り終わったあとは全然辛くないんです。

「次のレースはこのシューズで決定だな」と安心していたら、そんなに簡単な話ではないらしく、翌朝のふくらはぎとももの筋肉の張りがハンパない。単に初物シューズだからで、履き慣れたら大丈夫なのか?それとも自分の脚力では履きこなせないのか?もう少し様子を見てみたいと思います。


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全然本気で走っていないのにこのタイム。確実に脚力を路面に伝えてくれます。逆にいえばダメージも脚にはそれなりにあるんだろうな。

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