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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@台北

2012.07.14

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台湾における牛肉麺は日本のラーメンに似てる気がします。一人に一軒はお気に入りがあったり、各店がそれぞれのレシピで味を競い合っているところ、2005年からは牛肉麺フェスティバルが開かれて、台北のNo.1を競い合っているところetc.庶民フードとしてのポジションがラーメンを想起させますね。

そんな牛肉麺の自分のお気に入りは台北の定宿となった士林夜市そばの星美飯店から近い「王艇長酢醤麺」。ここんちの王さんが作る「蕃茄牛肉麺」は絶品。トマトが入っていて、ボルシチっぽい味はホント美味。水団(すいとん)みたいなモチモチの麺もいい。今回も訪問しましたが、やっぱり美味しかったです。ボリュームたっぷりなのに一杯100台湾ドル(約280円)という良心的な価格もいいですしね。

今回は王さんところ以外で牛肉麺の美味しいところを見つけるのも大きな目的。ということで、FACEBOOKで友達になっている台湾のファッション業界の人にメッセージで質問すると、「林東芳牛肉麺」がオススメとのこと。早速行ってみると、人気店だけに店は混んでいて、ちょっぴり待たされる。すると「あっちの分店に行け!」って指示出されたので、それに従います。席に着くと日本語のできるオバちゃんが「冷蔵庫のなかに入っている小菜はひとつ30元、自由に持ってきて食べてください」というので、厚揚げと青菜をいただく。これがホッとする味で美味い。牛肉麺のほうは半分牛肉、半分牛筋の半筋半肉麺の小をオーダー。小といっても他のお店の普通サイズくらいあります。しばらく経って運ばれてきた半筋半肉麺を食べると、人気店だけありやっぱり美味しい。さっぱりしたなかのスパイシーな味(カレーっぽく感じた)がいいです。麺はうどんよりちょっと細いくらいの、古い世代なら知っている学校給食のソフト麺くらいの太さ。もちろんソフト麺よりもコシはありますが。具の牛肉、牛筋ともに美味しく、あっという間に完食。ごちそう様でした。お会計は全部で240台湾ドル(約672円)。市内中心部にあるだけにやっぱり少し高め。営業時間は昼の11時~朝5時までと商売熱心で、これも日本のラーメン屋っぽい。王さんとこは21時で閉店だから、大違いだな。


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半筋半肉麺は180台湾ドル(約504円)。台湾の物価からするとちょっぴり高め。でもその価値は充分ありますね。よく煮込まれた牛筋と牛肉はホント美味です。


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小菜はひとつ30台湾ドル(約84円)。冷蔵庫から自分で好きなの取ってくるセルフ方式。どっちも美味しかったです。沖縄料理でもポピュラーなミミガーなんかもあるみたいです。


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こっちは今回も訪問した「王艇長酢醤麺」の「蕃茄牛肉麺」ボルシチっぽい独特な味がホント美味。トマトによる適度な酸味が牛肉と絶妙な組み合わせです。「林東芳牛肉麺」に行った後も、実は個人ランキングではここんちの1位は変わってない。100台湾ドル(約280円)というリーズナブルな価格もいいし。今回は日本から美人姉妹を連れて行ったのが理由か、「東京ばな奈」を持っていったからか、お金を受け取ってくれない。水餃子(40台湾ドル)もオーダーしてたけど、今回はご馳走になっちゃいました。王さん、本当にありがとうございます。

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