履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2013.01.20
特殊形状のスプリングをミッドソールに内蔵することにより、比類なき衝撃吸収性と反発性を追及したSpiraのランニングシューズコレクション。この日のblogで紹介したSpiraのスティンガー2が2時間台でフルマラソンを走るトップアスリートがレースで着用することができるモデルなら、新色のオレンジがリリースされたスティンガーXLTは、ビギナーランナーから中級レベルランナーのトレーニング及びレースに最適なプロダクトとして設計されています。他ブランドでいえばアシックスのGT2000-NEW YORKとかミズノのウエーブライダーとかと同レベルですかね。
実際に履いてみるとミッドソールが厚い分、スティンガー2よりもスプリングの反発性は感じませんが、他ブランドのシューズよりも前足部の反発性を感じます。その結果、着地から蹴り出しまでの一連の動きがスムーズだと思いますね。あと、この種のシューズとしては軽量な266グラム(US9)という点も印象的で、フルマラソンの終盤で足の動きが鈍るランナーには大きな味方になってくれる気がしますし、フォアフット部分の大型のリフレクター(反射材)は夜間走ることの多いランナーには嬉しいスペックかと。写真のようにギラギラと光り、ランナーの存在をドライバーにアピールしてくれます。
それとSpiraのプロダクトで感じるのが商品の造りのよさ。新興ブランドなのに細部までキレイに造られている。と思ったら某有名アウトドアシューズブランドと同じ工場で製造されているようです。
自分がハーフマラソンの100分切りを達成した米軍横田基地で行われるフロストバイトロードレースにもSpiraのコーナーが。
まだまだ販売店が少ないので、ほとんどのランナーは通販で購入するのが便利ですが、下記の大会ではブースも展開するようなので、実際に試し履きしてから購入することができるようです。
1月26日 荒川30km(東京)
1月27日 勝田マラソン(茨城)予定
2月3日 守谷マラソン(茨城)
2月10日 赤羽ハーフマラソン(東京)
2月17日 駅伝パーティーin川崎(神奈川)
2月24日 東京マラソン(東京)
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