ひるがお　塩つけ麺 塩玉トッピング - まさひdiary.（宮澤まさひで）

しお、シオ、shio、塩。
ラーメンやつけ麺において、塩味というのはすごく難しいジャンルです。
繊細であるが故に、シンプルに作り過ぎてしまうとパンチが無く、
味に奥行きを出すのが難しい。
逆に凝りすぎると、ごちゃごちゃしすぎて、別の食べ物になってまう。
『塩を制する者は丼を制する』
とは誰が言ったか、昔の人はうまいことを言うもんで、
塩の難しさをよく表現した素晴らしいお言葉です。
その塩味のつけ麺が抜群においしいお店。
ひるがお。
ひるがおの登場と共に、自分の周りで塩つけ麺をとりまく環境が
大きく変わった気がします。

ひるがおは、ご存知せたが屋本店二毛作の昼の部。
はじめて食べた時、思わず柏手が出ました（これホント）
塩つけ麺て、こんなにうまいもんかと！
当時、日雇い労働をしていた古い友人は、
店の近所に住んでいて、ランチひるがお、ディナーせたが屋の自転車操業。
そんな彼も、もうすぐ2児のパパ。

ま、余談ですがね。

今でこそ完全に市民権を得たつけ麺ですが、少し前まではごくわずか一部の人の食べ物。
2005年以降のつけ麺ブーム。
皆さんの食生活に食い込むのにもそう時間はかからず、
家庭の食卓に並ぶ日もあるぐらい、日本人の食生活欠かせないメニューと相成っております。

そうなる前から、塩味のつけ麺を提供し、それが超ハイレベル。
これは、感嘆モノの一杯です。

塩つけ麺 塩玉トッピング ￥850-

大変おいしゅうございました。

ひるがお