STYLE04_TETTA
PROFILE
1998年生まれ、東京都江戸川区出身。今年2月、タトゥースタジオ、床屋、ネイルサロンからなる自身のお店「LO-BASEMENT STORE」を杉並区松庵にオープン。最近は男性脳、女性脳の違いに興味がある。
Instagram:@house_tattoo_stickandpoke
ー今年2月にお店をオープンされたそうですね。どんな空間ですか?
ぼくのタトゥー以外にも、床屋とネイル、あとお土産的なグッズが買えるお店です。いろんなコンテンツがひとつになった業態だから、タトゥーとは違う目的で来るお客さんも結構集まるんですよね。朝、店の前を掃除してると近所のおばちゃんに「何やってんの?」って声かけられたりして、少しずつ地域密着みたいな感じも出てきました。
ーお店を通じて発信したいことはありますか?
いま、いろんなSNSを見る時代じゃないですか。だけど、実際に店舗に足を運ばないと分かんないことってあるんで、そこは大事にしているところです。タトゥーを入れるときにぼくと会話をして、何かを得て帰ってほしい。若い子が「やりたいことがない」って相談してきたり、恋愛相談に乗ったりすることもあるんですけど、そういうカウンセリングみたいな時間も含めてタトゥーなので。あと、かっこつけないかっこよさというか、いつも通りの自分を思い出させるような場所にしたいっていうのはありますね。
ANNIVERSARY 101 RIDERS JACKET ¥25,300
スティーブ・マックイーンらが愛用した「101-J RIDERS JACKET」を、ボックスシルエットに。ベーシックな〈リー〉のジャケットに比べ着丈を長くすることで、より合わせやすいバランスに仕上がった一着。
ータトゥーアーティストとして、テッタさんが大事にしている自身のスタイルはありますか?
圧倒的にひとつあって、泥臭いことをやるってことですね。ぼくはマシンを使わずに全部手彫りでやっているんですけど、効率とかを考えると言ってしまえば無駄でもあるんですよ。でも、無駄なことをとにかくやる。これはタトゥーに限らない話で、別でやっている植木屋の仕事もそうだし、父親としてもそう。自分が疲れていても、とりあえず家事をやる、みたいな。自分の身を削ってやるっていうのが一貫してありますね。
ータトゥーって、ハンドとマシンではやっぱり違うんですか?
それこそぼくはお客さんにデニムでたとえて説明するんですけど、手彫りは着古したデニムというか、時間が経つほど肌に馴染んで、削れてもかっこいい。マシンで彫るとステッカーを貼ったみたいなベタッとした感じで、何年経っても変わらないんです。こっちはデッドストックみたいなものですね。もちろんどっちがいいとかはないんですけど、タトゥーはずっと残るものなので、長い目で見て肌に馴染むものを選んでもらえるっていうのが手彫りのよさかなと思います。
ー普段はどういう服を着ることが多いですか?
基本はずっとワークウェアですね。ぼくの中で、シェフ兼俳優のマティ・マセソンっていうロールモデルがいて。ワークウェアをつくったりもしているひとで、見た目は汚いのにかっこいいんですよ。マルチに活躍しながら、ちゃんと家族もいて子供との時間も大事にしてるひとで。彼も普段から同じものを着続けてボロボロにしていくっていう感じなので、それに影響を受けて長く着られるものを選ぶことが多いです。
ー今回着用してもらった〈リー〉のデニムジャケットはいかがでしたか?
普段こういうボックスシルエットの服だとカバーオールをよく着てるんですけど、デニムジャケットはそれよりも丈が短いので新鮮でした。それこそ自分が50歳くらいになるまで長く着倒して、ボロボロに育てていけたら絶対かっこいいですよね。ガンガン着て、自分の味を出していきたいなと思います。
ーファッションにおいてのテッタさんのスタイルはどういうものでしょうか?
働く男、です。