STYLE SAMPLE_03
フリーランスディレクター、ミュージシャン
久世直輝さん
PROFILE
前職ではセレクトショップの名物プレスとして活躍した、ファッション業界切っての人気者。現在はフリーランスに転向し、〈ジャーナル スタンダード〉を始め、ファッションからアウトドア、インディペンデントなブランドまで幅広くPRやディレクションを担当。またナオキ・クゼ名義による音楽活動も活発で、ライブやフェスへの出演も定期的に行い、さらには自身でイベントの運営なども行うほど、バイタリティの高さには定評がある。トレードマークは三つ編みと髭。
ー まずは「フレッドミドル B200 PF」のデザイン性についての感想をお聞かせください。
「昨年まではビビットなカラーリングのイメージが強かったので、こうしたアニマル柄は意外でしたね。でも今季はレオパードやゼブラなどの個性的な柄がコレクションブランドでも多く見られていたので、そういった意味ではトレンドを意識したチョイスだったのかなとも思います。個人的には柄物は好きなので、これからも増やしていって欲しいですね」。
ー 履き心地はいかがでしたか?
「一般的なスニーカーよりも断然に軽いというのが大きな魅力じゃないですかね? どんなに性能が良くても靴が重いとストレスになってしまうので。それに加えて贅沢な機能性も見逃せないですね。ヴィブラムソールにシンサレート、さらに防水でリフレクターまで搭載していて、もはや言うことありませんね(笑)。これ一足あれば安心して冬を越せそうです」。
ー 服との合わせやすさはどうでしょうか?
「実は何度か別のブランドのダウンシューズを履いたこともあったので、イメージは割とつくりやすかったですね。アウトドア感全開の着こなしというよりは、どことなくアメカジっぽさやストリートなテイストをエッセンスとして取り入れるとバランスが良いのかなと思いました」。
ー 今日のスタイリングのポイントをお聞かせください。
「アウトドアブランドのダウンジャケットを今っぽいサイズ感で合わせている点と、程よくルーズなシルエットでコーディネイトした点ですかね。ハットにあえて柄物をセレクトしているのも、意外と馴染んでくれているかなって思います」。
ー 久世さんにとって〈ダナー〉はどんなブランドでしょうか?
「ぼくらや先輩世代からするとアウトドアブーツの定番的なブランド。アメカジのファッションが好きな人なら一度は履いたことがあるくらい馴染深い存在かなと。どこか武骨でタフなイメージも強かったんですが、このダウンシューズが登場したことで、現代的なアウトドアブランドの要素も感じられる様になりましたね」。