大量のキャンプ用品を飲み込むコンパクトな車体。
トヨタハイエースをベースに丸目4灯や無垢木材の内装を施したコンプリートカー「GMLVAN V-01」が話題を集めている〈ゴードン ミラー モータース〉。『フイナム』では以前「GMLVAN V-01」と過ごしたロードトリップをご紹介しました。
今回登場するのは、「V-01」と同時に発表され、いよいよデリバリーが始まった日産「NV200」バネットベースのミニバン「GMLVAN C-01」です。
空気がピリリと冷たい冬のある朝。都内に集合したのは、「HNF -フイナムのフェス」のアートディレクターを務めてくれたイベント施工運営会社「トーガシ」の小杉将史さん。自ら2世代前のスズキジムニー(JA11型)を所有し、日頃からキャンプやサーフィンなどのアウトドアアクティビティを楽しんでいるという小杉さんですが、今回は外遊び仲間の一瀬香織さんに、後輩の河野宏文さんを連れ立ち、「GMLVAN C-01」で富士樹海・溶岩洞窟の冒険へと出かけます。
まずはガレージでもアウトドアでも使える〈ゴードンミラー〉のストレージやファニチャーをはじめ、小杉さんが普段から愛用しているランタンやストーブ、クッションといった私物をガシガシと積込み。幅と低さにこだわった日産「NV200」バネット譲りのカーゴスペースゆえ、5人乗車でも奥行き890mm×荷室幅1425mm×荷室高1365mm(2WD)もあるため、大量のキャンプ道具を飲み込みます。
「比べちゃなんですがやっぱり愛車のジムニーよりも断然広いし積めますね。特にホワイトウォールナットのラゲッジボードが、荷室を上段・下段で二分割するので荷物の収まりがいい」と小杉さん。ラゲッジボードや天井、壁面などは無垢木材ながらも、床面にはあえて木目調の塩ビシートをあしらうことで濡れた荷物を積み込んでも平気なように設計されているのも、サーフィンが好きな小杉さんには高評価の様子。
小杉:そもそもジムニーにキャンプ道具を満載すると後部座席が潰れて実質2人乗りになっていたので、今日みたいに3人で一緒に出かけられるなんてわくわくしますね。いやあ、楽しみだなあ。
さあ、荷物を積み終えたら中央道で河口湖を目指しましょう。