バンライフに欠かせない低燃費と快適な乗り心地。
ヴィンテージ感のあるルックとは真逆に、パッケージは最新設計。ニューヨークの次世代イエローキャブとして採用されているNV200バネットがベースとだけあって、パッセンジャーが乗降しやすい低床レイアウトや居住性はもちろん、インパネまわりも広大で収納も豊富です。

小杉:普段古いジムニーに乗っているせいもありますけど、運転席が広くて快適。ハンドルも軽くて、車体が大きいわりに小回りが効いて運転しやすい!
事実、大柄なハイエース「GMLVAN V-01」に対し、ひとまわり小さい5ナンバーサイズ(登録は4ナンバー)の「GMLVAN C-01」。最小回転半径も5.2m(2WDモデル)と運転が苦手な人でも扱いやすいパッケージゆえ、ファミリーカーとして積極的に「C-01」を選ぶユーザーも少なくないのだそう。
河野:ぼくはクルマを持ってなくて、いつも小杉さんのジムニーでキャンプに連れて行ってもらうからあんまり偉そうなことは言えないんですけど、やっぱり「C-01」の方が乗ってて気持ちいいですね(笑)。助手席前も広いし、アイポイントも高いから開放感があります。
一瀬:後部座席もしっかり座れて悪くないですよ。え、これって純正じゃないんですか?
「GMLVAN C-01」のセカンドシートに採用されているのがキャンピングカーでおなじみのREVOシート。ベース車両の「NV200」のままだと、背面が短く肩にヘッドレストが位置するところを、背面を伸ばすハイバックをオプションで用意しているため後部座席も快適なのです。ちなみに、多機能なセカンドシートにあわせ、フロントシートの表皮もグレーで統一するなどディテールにもこだわっています。

小杉:走りも、一般道・高速道路にかかわらず軽快でいいですね。今日は3名乗車でキャンプ道具を満載してますけどパワフルで余裕があります。え、これでカタログ燃費は14km/l(JC08モード、2WDモデル)なんですか? ぼくが乗っているジムニーよりいいかも(笑)
なお、「C-01」で選べる駆動方式とトランスミッションの組み合わせは3通り。いずれも日産「NV200」バネットDXグレードから「2WD・4AT」「2WD・5MT」「4WD・4AT」がチョイス可能。とりわけ4WDモデルは路面状況や車速にあわせ前輪・後輪へ適切なトルク配分を行う「オートトルクコントロールカップリング」を採用しているので、スノースポーツをたしなむひとや、雪国で暮らすひとにとっては嬉しい性能といえましょう。