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5人のクリエイターが選出。2019のマイ・ベスト・スニーカー。
My Best Sneakers for 2019

5人のクリエイターが選出。2019のマイ・ベスト・スニーカー。

スポーツメーカーはもとより、トップメゾンも参戦し、シーンの全体像が掴めないほど拡大を続けるスニーカーマーケット。では、ファッション、スニーカー業界で活躍するクリエイターたちは、どんな視点で、どのモデルを選び、実際に履いていたのか。スニーカーを愛してやまない5人の有識者たちに今年ガチで履いた3足を挙げてもらいつつ、彼ら彼女らの本音を通じて、スニーカーマーケットの現状を探っていきます。

  • Photo_Masataka Nakada
  • Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

04_HIDEAKI MAKINO
BEAMS

PROFILE

牧野英明
ビームス ライセンス事業課

「ビームス」に勤めながら本格的にランニングに取り組み、「BEAMS RUN CLUB」を主宰。フルマラソンの自己ベスト2時間49分01秒の俊足の持ち主。

今年は〈トポ アスレチック〉と〈スケッチャーズ〉が大当たり。

「2年ほど前から、普段履くシューズは100%、パフォーマンス系のランニングシューズです。日々走ることを習慣にしている自分にとって、走りたいときに走れることがなによりも大切。いわゆるライフスタイル系のスニーカーでも走れなくはないけれど、走り心地に関しては最新のパフォーマンスシューズのほうが圧倒的に快適。となると、普通のスニーカーを履く理由が見当たらないんです。ブランドで言えば〈ナイキ〉の厚底がランニング業界を席巻中で、自分も愛用しています。ただ、〈ナイキ〉一辺倒かというと、そうでもない。他の人がまだ注目していないブランドをいち早く見つけて、実際に履いて、履き心地を確かめる。これもまたランニングの楽しみのひとつです。今年は〈トポ アスレチック〉と〈スケッチャーズ〉が大当たりでした」

TOPO ATHLETIC_MTN RACER

「〈トポ アスレチック〉は今年の秋冬から日本に本格上陸したアメリカのランニングシューズブランド。広めのトゥーボックスや、前足部と後足部の高低差が少ないことが特徴で、その履き心地はかなり独特です。このMTNレーサーというモデルはトレイルランニング用。実際にレースでも着用しましたが、すこぶる好調でした」

SKECHERS_GO RUN RAZOR 3 HYPER

「これを履いていると『そのシューズ、なに? どこの?』とよく突っ込まれます。『〈スケッチャーズ〉のランニングシューズです』と答えるとたいていビックリされる。やはり意外性がありますよね。とはいえ、モノとしては本格派で、驚くほど軽いうえにソールの反発性が高く、スピードを上げても心地よく走れる。テッキーでユニークなルックスも好み。今年本当によく履いた1足です」

NIKE_ZOOM VAPORFLY ELITE FLYPRINT

「今年の東京マラソンの翌日、『ナイキ原宿』で限定発売されたランニングシューズ。日本限定31足、価格はなんと約8万円、買うことができたのは自分を含めフルマラソン3時間以内の記録を持つランナーだけ、というスペシャルな1足です。ランニングシューズとしてまだ現役ですが、お役御免になった後も普段履きとして活用しようと思っています」