「36.5℃ kitchen」オーナーシェフ 宮本 岳さん(34歳)
PROFILE
代々木上原のカジュアルなビストロ「36.5℃ kitchen」を営むオーナーシェフの宮本さん。食の都パリで研鑽を積んだ経験値からなる独創的なメニューと、フレンドリーなキャラクターが相まって多くのメディアで取り上げられ、リピーターも増加の一途。最近では専門学校で非常勤講師としても活躍するなど、その活動は多岐にわたる。
ー 今回選んでもらった〈メゾンスペシャル〉のセットアップは、どういったところが気に入りましたか?
「昔から襟付きのアイテムに対してなぜか抵抗があったので、ノーカラーのジャケットというのが僕好みでした。しかも抜け感のあるサイジングで、カーディガンのように羽織れるし、イージー仕様のパンツもラフに履けるので最高ですね」
ー 宮本さんは、どんな服がお好きですか?
「月並みですが、ベーシックに着られる無地のアイテムなど、誰にとっても普遍的なデザインが好きなんです。あとカラーも基本的にはブラックかホワイト、もしくはグレーしか着ません。そういった意味でも今回のセットアップは色味も完璧ですね」
ー 今回の着こなしのポイントはどんな部分でしょうか?
「お店で働く時もこの無地Tシャツを着ているので、いつもの服装にプラスワンしたイメージ。ただ足元だけは、最近ハマっているスポーティなスニーカーで今っぽくハズしているのがポイントですかね」
ー シンプルなコーディネートの中に、こなれた印象も感じますね。
「アクセサリーやレイヤードでスタイリングの奥行きを見せるより、サイズ感やバランスの引き算で自分らしさを表現する方が好きなんですよね。周りにファッション関係者が多いこともあって、そのあたりの着こなし術はいつも学ばせてもらっています(笑)」
ー どんなシーンでこのセットアップを着たいですか?
「働くときはカジュアルな服装なので、気分転換で通勤時にかっちりした服装をしたくなるときがあって、そんな日には丁度いいですね。ストレッチが効いていて動きやすいから、自転車に乗るときもストレスがなさそう。それと講師として生徒の前に立つときも良いですね」
NASAのために開発された温度調整機能技術を搭載したアウトラスト素材を使ったセットアップ。ジャケットはカーディガン感覚でラフに羽織れるノーカラータイプ。パンツはタック入りのウエストゴムを施したイージー仕様で、リラクシングな着心地を実現。テーパードシルエットによって、洗練された印象を与えてくれる。