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ラフに着るメゾン スペシャル、オフに着るセットアップ。
Style Sample Wearing MAISON SPECIAL

ラフに着るメゾン スペシャル、オフに着るセットアップ。

微かな春の足音が聞こえてくる今日この頃。シンプル一辺倒に偏るこの季節だから、気分を変えてセットアップにチャレンジしたい。しかしながら、いかにもかしこまったスタイルではなく、いつも着ているシャツやブルゾンのように、ラフに自由に軽やかに。そんな密かな願いを叶えてくれるのが〈メゾンスペシャル〉のセットアップ。19年にデビューしたばかりのアップカミングなブランドながら、今の時流をサラリとすくい取った上質で洗練されたアイテムが数多くラインナップしています。今回はそんな新作のセットアップを、街で気になるスタイルセッター6人に着こなしてもらいました。それぞれの個性が宿ったコーディネートを着こなしの参考にしてみては?

  • Photo_Takahiro Idenoshita
  • Text_Yuho Nomura
  • Edit_Shun Koda

スタイリスト 稲垣友斗さん(30歳)

Jacket:MAISON SPECIAL ESWOOL TROPICAL JACKET ¥17,000+TAX、Pants:MAISON SPECIAL ESWOOL TROPICAL TAPERED SLACKS ¥10,800+TAX、Shirts:JIL SANDER、Shoes:A.P.C.、Accessories:BROWN by 2-tacs

PROFILE

2018年にスタイリストの森田晃嘉氏より独立した若手スタイリスト。メンズファッション誌を中心にブランドのカタログやルック、広告案件などで活躍中。古着からメゾンブランドの動向までファッションへの見識も深く、トレンドを巧みに取り入れたスタイリングには定評あり。

ー 今回着用してもらった〈メゾンスペシャル〉のセットアップのデザインはいかがでしたか?

「スモーキーな色味も好みですし、サイズ感も程よくゆとりがあってラクに着られました。デザインは一見シンプルなんですけど、シルエットや生地感、細かいディテールにこだわりが感じられて、洒落感もありましたね」

ー 着こなしで意識されたところはどこでしょうか?

「丈の長いドレスシャツをレイヤードして、縦のバランスに違和感を与えた点ですね。ジャケットのフロントは開けても閉めてもサマになりますし、スタイルもよく見えるんです。あと袖元のレイヤードにボリュームを持たせたり、首からかけたキーリングをアクセントに加えたり、僕なりにさりげなく工夫を凝らしています」

ー 稲垣さんにとって、セットアップのアイテムはどんな印象をお持ちですか?

「普段、スーツやセットアップはあまり着る機会がないんですが、いざ着てみるとさまざまな着方を試せたり、着崩す楽しみも味わえたり、気分が上がるもんだなって感じました。これから少しづつ着る機会を増やしていきたくなりましたね」

ー どんなシーンで着たくなりましたか?

「打ち合わせや商談などのビジネスシーンではシャツでかっちりと着こなすのも良さそうですが、タウンユースに用いるならTシャツや柄シャツをレイヤードしてカジュアルダウンさせたいですね。オン・オフで活躍するセットアップってなかなかないので、一着は持っておきたい」

トロピカル素材を彷彿とさせるドライタッチなウール調のジャケットは、ムーディな雰囲気も後押し。通気性に優れ、スモーキーなカラーリングが春夏シーズンに活躍してくれそう。また共地のスラックスは、持ち出しのフックやフロントボタン、テングの3点止めで着崩れを防止し、綺麗なシルエットを描写。さらにマーベルトを施したことで、一層ドレステイストな仕上がりに。それぞれ手洗いも可能なイージーケア仕様。

INFORMATION

MAISON SPECIAL 青山店

住所:東京都港区南青山5-4-41
電話:03-6451-1660
時間:11:30〜20:00

MAISON SPECIAL MEN新宿店

住所:東京都新宿区新宿3-38-2 新宿ルミネ2 5F
電話:03-6304-5022
時間:11:00〜21:30

MAISON SPECIAL OFFICIAL
www.maisonspecial.co.jp
Instagram:@maisonspecial_men

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