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ミズノの伝説のスケートシューズ「スリーフィート・ハイ」から紡ぎ出されるコラボレーションの系譜。
Mizuno Sports Style

ミズノの伝説のスケートシューズ「スリーフィート・ハイ」から紡ぎ出されるコラボレーションの系譜。

かつて〈ミズノ〉がリリースした伝説のスケートシューズ「スリーフィート・ハイ」をご存知だろうか? 〈オンブレ・ニーニョ〉のディレクター兼〈XLARGE〉のデザイナーを務める江川芳文氏(YOPPI)の初のシグネチャーモデルとして開発され、〈.....リサーチ〉の小林節正がプロデュース、デザインはスケートシングが担当。東京発の感性が結集した幻のモデルが生まれた背景には何があったのか? 当時のストリートカルチャーへの造詣が深く、〈ミズノ〉のコラボレーションパートナーでもある〈セイハロー〉の山本直樹氏(NAOKI)を対談相手に迎え、張本人である江川氏に直撃。「スリーフィート・ハイ」の点はいかにして線となり、いまに受け継がれているのか。伝説のプロジェクトから、先日発売された〈XLARGE〉×〈ミズノ〉などの現在進行中のコラボレーションについて触れながら、〈ミズノ〉というスポーツメーカーの魅力に迫ります。

ミズノでスケートシューズをつくろうっていう話が出たのが始まり。

ー 先ずはYOPPIさんとNAOKIさんの関係性について伺いたいのですが、どれくらい前からのお知り合いなんですか?

YOPPI:ナオキくんの奥さんと先に知り合ってて。ナオキくんとは2005年くらいに、奥さんと一緒にいたときに紹介された感じかな。「彼氏」とか言って紹介されたのが最初だよね? で、「何やってんの?」とか喋って。グラフィックをやってるってことを伺って。

NAOKI:ちょうどYOPPIさんが〈オンブレ・ニーニョ〉をやり始めるくらいの頃でしたよね。

YOPPI:そうだったね。ナオキくんは、〈オンブレ・ニーニョ〉の会社と、同時期くらいに別でグラフィックの仕事をしていたりもして。点と点が繋がって線になったっていう感じで、いきなり「〈オンブレ・ニーニョ〉のグラフィックとかやってくれるの?」みたいなことを話して。

NAOKI:「やりたいです!」ていう。

ー では、〈オンブレ・ニーニョ〉のグラフィックもわりと初期からやられていたんですね。

NAOKI:立ち上げから、ずっとやらせていただいてます。

ー NAOKIさんは、YOPPIさんに対してどんなイメージを持っていましたか?

NAOKI:みんなが思っているイメージと変わらないと思いますよ。初めてお会いしたときは「本物のYOPPIだ〜!」ていう感じで見ていましたもん。妻は昔からの知り合いだったんで、気軽にYOPPIとかって言うから、俺も一緒にいたら偉そうに思われるかもって、ちょっと気にしてたっす(笑)。仕事を一緒にするようになってからは、頼りになる兄さんて感じですね。

ー 今回は、過去に〈ミズノ〉からリリースされていた「スリーフィート・ハイ」を軸に、現在のそれぞれの〈ミズノ〉との関係性を伺えればと思います。まず、「スリーフィート・ハイ」のリリースですが、90年代後半ですから20年以上前ですね。

YOPPI:凄いね〜。ずっとスケートボードを続けているけど、当時がどういう感じだったかとか、知ってる人は今や少数派だね。

ー 今の若いスケーターにとっては、当時はまだ生まれていないですもんね。

YOPPI:確かに(笑)

ー そもそも、どういう経緯で〈ミズノ〉からシグネチャーシューズをリリースすることになったんですか?

YOPPI:〈…..リサーチ〉の小林さんからご縁を頂きまして。そもそも小林さんは当時、日本人のスケーターのために日本製のスケートシューズをつくる企画を、2年間かけて〈ミズノ〉にプレゼンしていたんです。ようやく実現することになり、ぼくに声をかけてもらった、という流れですね。

INFORMATION

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www.mizuno.jp/mizuno1906

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