SIDE-A
本場のアメリカンダイナーを彷彿とさせる同店。起ち上げからこれまで、10年にわたって支え続けたのが店長でもある彼。お店のおすすめはオープン時から変わらず人気なハンバーガー。アボガド、ベーコン、トマトなどの新鮮な具材を、池尻大橋のベーカリー「トロパン」のバンズではさんでいる。
ベーコンチーズバーガー ¥1,400+TAX
SIDE-B 「FAN」で8年来の旧友と語らう。

工藤さんが抱いているのは、12月に生まれたという娘さん。「FAN」のまさとさんとジョニーちゃんが笑顔で出迎えくれた。
ー 以前は原宿と渋谷のあいだにお店があったON THE CORNERさんですが、工藤さんはそのときから?
工藤:はい。大学卒業後、上京してSHIPSで1年間働いて、そのあと飲食店をさがしていたらここを見つけました。2010年の起ち上げからいたので、今年で10年目ですね。
ー 10年もいらっしゃるってすごいですね。パルコ店のスタッフさんは、前の店舗から継続ですか?
工藤:ぼく以外は新しいメンバーです。20代がほとんどで、30代がすこし、基本的にはガラが悪いですね(笑)
ー というと?
工藤:タトゥーが入っていない人がいなくて。最初は変な感じに見られがちなんですけど、話すと、そんなガツガツしてなくて人懐っこい。みんないい子ですよ。コロナで飲み会は減りましたけど、退勤後にワン缶とかしてます。

ニューヨークで入れたというタトゥーが首の後ろに。
ー 休憩中はどこに行かれますか?
工藤:3階の「FAN」にいる知り合いに会いに行きます。8年くらい前からうちのお店に来てもらっていて、そこで友達になりました。パルコでは偶然の再会です! ここは知り合い以外にもちょっとクセのある人が集まっていて、おもしろいから来ちゃいますね。
ー まさにこのスナップ企画の趣旨そのもの。「FAN」さん、今度取材させてもらおうと思います!

ー 最近パルコ内で買われたものはありますか?
工藤:娘のために人形を買いました。
ー 上のキッズコーナーですかね?
工藤:はい、ピカチュウのぬいぐるみを。王道のアンパンマンはそんなに反応しなくて、ピカチュウ一本なんですよ。実は嫁が昔から好きで、その流れで娘にもと思ったら案の定ハマってます。
ー 親子二代でピカチュウ好き、しっかり血を引いてますね。いまは娘さんと過ごすことが多いと思うんですが、それ以前は休みの日は何をされてました?
工藤:自転車がすごく好きだったので、乗ったりいじったり。カスタムは自分でできるところは自力でやって、難しいところは友達がいる富ヶ谷の「ブルーラグ」でやってもらってます。

ー 最後に、工藤さんから見た、最近のパルコニュースを教えてください。
工藤:自粛中のクラウドファンディングのリターンで作った、マグとトートがまだ余っていまして…。欲しかったんで、リアルにぼくも買ったんですが。
ー それではご興味ある方はぜひチェックを、ということで!

工藤:あと娘の歯が生えました。前4つ生えてて、他の子より早いんですよ。
ー それもビッグニュースですね、書いておきましょう。娘さんもすこし眠たくなってきたみたいなので、取材はお開きにしましょう。ありがとうございました!

ON THE CORNER
2010年に開業して以来、業界人が足繁く通うカフェとして人気を誇る。パルコに移転後は、若者人気がグッとあがったという。季節のフルーツや三浦野菜を使ったシェイクとこだわりのハンバーガーがおすすめ。
場所:渋谷PARCO B1F
電話:03-5422-3153
www.instagram.com/onthecornertokyo/
FAN
“roots & development” 起源と発展をテーマに「ルーツ」である古着、雑貨、「発展」としてのモードやハイテク、ストリートブランドを取り扱い、新しい価値を紹介する。原宿で2017年にオープンしたFANの初のショップインショップ。
場所:渋谷PARCO 3F
電話:03-6452-5803
www.instagram.com/fan_harajuku/