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今年の音。 〜2020年に聴いた曲〜
REPLAY OF THE YEAR WITH 10 SONGS.

今年の音。
〜2020年に聴いた曲〜

2020年も残すところあと少し。今年はどんな音楽を楽しみましたか? 一時はレコードショップの営業が止まるなど、サブスクへの移行が加速した一年でもありました。そこで、プレイリスト企画「今月の音。」のスペシャルバージョンとして、音楽に関わる活動をする趣向の異なる5名に「今年の音。」としてプレイリストを作成してもらいました。テーマは“2020年に聴いた曲”。年末年始のお供にどうぞ!

小林万里(Diaspora Skateboards)

ー つくっていただいたのは、どのようなプレイリストですか?

小林: 前半6曲は今年の移動中によく聞いた曲。特に夜街をプッシュしているときによく聞いた曲です。例年に比べひとの少ない街を移動する機会が増えましたが、そんなムードを反映してゆったりした曲をよく聞いていたと思います。

後半4曲は、自分がスケートを始めた頃によく見ていたビデオで流れていた曲。今年は〈Diaspora skateboards(ディアスポラ スケートボード)〉のフルレングスを発表したということもあり、スケートに純粋に向き合っていた頃に影響を受けたパートを何回も見返していました。そんな中で、高校生ぐらいの頃に、選曲渋いなーと思っていたパートで使われていたソウル / ファンクを選んでみました。

ー 今年のご自身の活動で特に印象に残っていることは?

小林: 〈Diaspora skateboards〉のフルレングスビデオを発表できたこと。撮り初めから10年弱かかっていますが、自分自身も、スケートボードを取り巻く環境も大きく変わっていく中で、自分たちらしい作品を出せたと思っています。

ー 音楽関係で、今年印象に残っていることを教えてください。

小林: ミュージックビデオに携わっている者として、個人的にはリスナーとミュージックビデオの関係性の変化が印象的でした。在宅の時間が増えたことから動画の視聴時間も増えてはいますが、その他のコンテンツもかなり増えているので、ミュージックビデオの視聴にかける時間は減っているんじゃないかなと感じています。肌感ですが。

そんな中でも素晴らしいミュージックビデオは多数リリースされていて、それらがしっかり見られているのはすごいなと。毎日のようにアップされる作品に刺激を受けつつ、楽しませてもらっていました。

ー 2021年に期待しているアーティストはいますか?

小林: SPARTA。

ー 2021年にしたいことは?

小林: Kickflip B/S 5-0 Grind。

ー 決まっている予定を教えてください。

小林: 2021年初頭に〈Diaspora skateboards〉のフルレングスビデオ『SYMBIOSIS(シンビオシス)』をリリース予定です。発表から1年経ってしまいましたが、ビデオ内で使用させていただいた様々なアーティストによるインストのBGMに、親交の深いラッパー達によるラップが乗ったCD/ストリーミングも併せて発表します。ビデオと併せて、ぜひ楽しみにしていてください。

PROFILE

小林万里
ビデオディレクター

東京を代表するスケートブランド〈Diaspora Skateboards〉のファウンダー。ビデオディレクターとしてスケートボードにまつわる映像を制作しながら、KID FRESINO、JJJ、STUTS、ISSUGI、Aru-2、C.O.S.A.、in-dといったアーティストのミュージックビデオも手掛けがけるなど、その活動は多岐に渡る。
diasporaskateboards.com
banrikobayashi.com
Instagram:@banri_diaspora

PROFILE

小林万里
ビデオディレクター

東京を代表するスケートブランド〈Diaspora Skateboards〉のファウンダー。ビデオディレクターとしてスケートボードにまつわる映像を制作しながら、KID FRESINO、JJJ、STUTS、ISSUGI、Aru-2、C.O.S.A.、in-dといったアーティストのミュージックビデオも手掛けがけるなど、その活動は多岐に渡る。
diasporaskateboards.com
banrikobayashi.com
Instagram:@banri_diaspora

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