実際に着用して、履き心地の良さを実感してもらいたい。(小島)

ー お客さんに、どんな提案をしていきたいですか?
国井: いろんなブランドをセレクトしている中に〈アグ®〉があることで、いい意味でアクセントになりますよね。ターゲットにしているユーザーとは違う層に響くと新しい発見があって、他のセレクトしている商品にも反映できますし。〈アグ®〉の立ち位置は、他のスポーツブランドとは一線を画していて、他のファッションブランドとも角度を変えて靴をつくっているように感じていて。だからこそ、ぼくらも取り扱わせてもらっていますからね。
小島: そうですね。ファッション好きからの反応もいいだろうけど、「CA805」シリーズと同様に、いろんな層に提案していきたいです。
国井: さっき、履いてみないと分からない、と言いましたけど、お客さんもそうなんですよね。特にこのモデルは実際に履いてみると、さらに印象が良くなりました。コロナ禍で、お客さんへの伝え方が変わったので、デジタル上でどう表現していこうかな、というところです。

小島: まさに、その通りです。スニーカーって、試着してもらわないと分からない部分もたくさんありますからね。ぜひ実際に着用して、履き心地の良さを実感してもらいたいです。オンラインでの伝え方は、このモデルに限らず、大きな課題になっています。
国井: うちも昔から、自動販売機にはなりたくないって言い続けているんですよ。店頭以外にSNSやオンラインで、しっかりと良さを説明するのはぼくらの仕事ですから。この「ウエストサイダー ロー ウェザー」の良さを隅々まで伝えたいです。