グラビスのオジェックと
出かける春。

スケートやサーフィン、芸術や音楽など、さまざまな文化と交差しながら独自の道を切り拓いてきた〈グラビス（gravis）〉。同ブランドのなかでも、名品の呼び声高いのが「オジェック（ODJICK）」です。そのローファー型のスニーカーは、革靴ほど堅苦しくなく、スニーカーほどカジュアルでもない、まさに両者のいいとこ取り。そんな1足は、春のお出かけにこそふさわしい。スタイリストの平野俊彦さんの言葉を添えて。

Photo_Shingo Goya
Stylist_Toshihiko Hirano
Hair_Takuya Baba
Model_Kai
Text_Jun Nakada
Edit_Keisuke Kimura

Style 01.

「ステンカラーコート」。よく聞くこの名前は実のところ和製英語で、正式名称は「バルマカーンコート」。１つ目のスタイリングはそれをメインに、モックネックのスエットと軍パン、そして「オジェック」を合わせた。「オジェック」は、革靴とスニーカーのハイブリッドな一足だから、カジュアルにも綺麗な格好にも馴染んでくれる。

この4,5年、シルエットは大きい方、大きい方へ進んでいるけど、今シーズンはビッグシルエットではなく「リラックスシルエット」で。だからパンツも太すぎないものを選んで、裾は絞り、「オジェック」を少しだけ際立たせて。

〈gravis〉シューズ「ODJICK」¥9,000+TAX（gravis japan／ONLINE STORE）、〈Y(dot) BY NORDISK〉バルマカーンコート ¥42,000+TAX（HYGGE STORE by NORDISK）、〈NAPAPIJRI MARTINE ROSE〉プルオーバーシャツ ¥24,000+TAX（Diptrics）、〈PROPPER〉ユーティリティパンツ ¥8,500+TAX（HIGH! STANDARD）、〈COMESANDGOES〉バケットハット ¥12,000+TAX（alpha PR）、〈Healthknit〉ソックス ¥2,100+TAX（HIGH! STANDARD）、その他スタイリスト私物