あらゆる年代から抽出した、こだわりの別注ポイントをチェック!

先のお話にもあったように、別注第2弾となった「ジャックパーセル」には、栗原さんが所有する歴代アーカイブから様々なディテールワークを引用しつつ、隆盛期にあたる80年代のフォルムへと落とし込んだという。特に注目したい各部のディテールにフォーカスしました。
Check Point 01_Material

「アッパーには制作に5〜6年の月日を費やした〈ビヨンデックス〉の大戦モデルのデニム生地を採用しています。今回は独自のレサイプで織られているので独特な風合いと褪色感も楽しんでもらいたいですね」(今野)
Check Point 02_Side Tape & Insole


「ネイビーでは80年代頃まで採用されたアッパーやヒゲと同色のサイドテープ。最後期になるとトゥのみ、その後は白へと変遷していますが、ヴィンテージ好きなら絶対に欠かすことのでいないポイントなんじゃないかと。インソールとサイズ表記も80年代の仕様を引用していますね」(栗原)
Check Point 03_Shoelace Hole & Stitch

「ハトメやステッチカラーは同じく80年代にリリースされたデニム仕様の「オールスター」を参考にしつつ、より理想的なカラーリングに近づけています」(藤原)
Check Point 04_Heel Counter

「ビヨンデックスのアッパーとあってヒールはあえてセルビッチが見えるようセットしています。70年代に一部の個体にも見られた仕様をサンプリングしました」(今野)
Check Point 05_Shoelace

「古いスニーカーに見られるコットン製のシューレースが好きなので、今回の別注にも採用しました。カラーもホワイトとネイビーの2色を用意しています」(阿部)
Check Point 06_Gold Box

「ボックスはゴールドの特別仕様。今回も前回と同じ80年代のいわゆる銀箱をデザインモチーフにしてますが、今回はビヨンデックス仕様なのでデニムカラーの単色にしました」(阿部)