FEATURE | TIE UP
STANCEと解き明かす、若き表現者たちの不屈のスタイル。
Outside of common sense.

STANCEと解き明かす、若き表現者たちの不屈のスタイル。

2010年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したソックスブランド〈スタンス(STANCE)〉。アートやスケートボードといった西海岸のカルチャーを下敷きに、ファッション性豊かなソックスを発信しています。そんな彼らが打ち出すメッセージは「ありきたりはつまらない」。そこで今回は、このスローガンを体現する若き表現者5名に〈スタンス〉のソックスを履いてもらい、それぞれの素顔と魅力に迫っていきます。常識の外側で、自分で敷いたレールを歩み続ける彼らのスタンスとは?

No.2 佃 勇海

ー BMXをはじめたきっかけ教えてください。

小さい頃から親父に海とかパークに連れていってもらって、サーフィンとスケボーをやっていたんです。それで海の近くで自転車でトリックをやっているひとがいて、話しかけたらBMXという存在を知って。速攻親父にチャリを買ってもらったら一番ハマったんですよね。

ー いま世間で自転車がブームになっていると思いますが、なかでもBMXにしかない魅力は?

基本的に自転車なんで遠くに行けるっていうのはスケボーにない部分で、家を出た瞬間からトリックとかして遊べるっていうのが普通の自転車とは違う魅力かな。

ー BMXと並行してアートも制作されていますが、元々興味があったんですか?

そうですね。小さい頃からうさぎの絵とかをめっちゃ描いてたんですよ。それでこの一年ぐらいで油絵を始めました。

ー 他では見ない独特の作風ですよね。

基本的に好きなように描いているんですけど、誰とも形は被らないようにしています。それはBMXとも共通する部分なんですけど。最初にコンセプトっていうのはあまり決めてなくて、これが格好いいっていうものを組み合わせて形づくっていく感じですね。

ー アートとBMX。佃さんのなかで、この2つに繋がりはありますか?

表現するっていう部分が似ていて。それが絵か自転車なだけで、ぼくにとっては同じです。

ICON ¥1,760

ー 今日はスケーターやBMXライダーからも支持を得ている〈スタンス〉のソックスを履いてもらいました。

履いたことはなかったんですけど、知り合いのスケーターがみんな履いていて存在は知っていました。実際に履いた感じは、動きやすくて好きです。あとこれはデザインも色もシンプルだし、なにでも合わせられますね。

ー 今日のコーディネートのポイントを教えてください。

チャリに乗るんで、とにかく動きやすさ重視です。いつもこんな格好してますね。

ー 今後の展望を教えてください。

BMXライダーとして夢だったのが、自分のシグネチャーパーツを出すことだったんですけど、それはもう叶っちゃって。次は絵でお金を稼いでみたい。将来、自転車と絵だけでもっと豊かに生活できるように。

PROFILE

佃勇海
プロBMXライダー / アーティスト

1997年生まれ。“yumingrow”の愛称でその名を馳せるプロBMXライダー。アメリカの老舗BMXブランド〈FIT BIKE CO.〉と契約を結ぶなど、国内外から厚い支持を得ている。
Instagram:@yumingrow

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