ハンドメイドルアーという選択肢。
既製品のルアーもいいけれど、それだけでは飽き足らないこだわり派のあなたには、自作のハンドメイドルアーがおすすめ。時間をかけて、精魂込めてつくったルアーでバスが釣れたら……最高でしょう!?
PROFILE
高校2年の頃からバイクのペイントをはじめ、その経験がいまにつながる。2010年に「ナチュラリーペイント」を始動。今年から作家活動もはじめるそうで、楽しみだ。
Instagram:@naturally_painting
「最初にルアーをつくったのは10年以上前。友だちがヴィンテージのルアーを使っていてかっこよかったけど高くて買えなかった。ただから昔のカタログを参考に、独学でヴィンテージ風ルアーをつく りはじめたのがきっかけです」
そう話す福地さんの生業は ペイントアーティスト。作品を見てみると、どれも商品に見えるほどクオリティが高く、美しい。自分にはここまでできそうにもないけれど、自作ルアーでバスが釣れたら、喜びもひとしおだろう。
「実際に釣れたら感動して、つくるのがやめられなくなっちゃいました(笑)。コツはバスが捕食するさまざまなベイトに合わせたルアーをつくることです。あとは経験。重さとかアクション、テストを繰り返していくしかない」
こちらは福地さんお気に入りのルアー。マーブリングしたりメッシュを使用して鱗を模したりと芸が細かいのはさすが。バスが食いつく姿を想像しながらつくるのが楽しいそうだ。
ルアーに使う細かいパーツ類。自作ルアーひとつあたり3,000円ほどかかるが、余った材料でもつくれるから安上がりだ。
カスタムペイントでよく使わ れている〈ムーンアイズ〉と〈ロスフレーク〉の塗料もルアーに噴射するのが福地さん流だ。