A&F COUNTRY
来年、設立45周年を迎える老舗アウトドア用品輸入会社「エイアンドエフ」の直営店「エイアンドエフカントリー」。セレクトショップに見えて、取り扱っているのはすべて「エイアンドエフ」が輸入代理店を務めているブランドで、その数は70種類以上。それらは実際に使ってみてよかったものだけがラインナップしている。アドベンチャーを楽しめるギアが豊富に揃い、ビギナーから玄人までを楽しませてくれる。
PROFILE

9年前に「エイアンドエフ」に入社し、現在はプレスを担当。プライベートではキャンプを楽しみ、〈ロッジ(LODGE)〉のスキレットやダッジオーブンなどを使った料理を得意とする。
KONA
コナの自転車

〈KONA〉SUTRA LTD ¥235,400
マウンテンバイクをベースにしたグラベルロードバイク(舗装路と砂利道などの悪路を走ることができる長距離走行向けのロードバイク)。リアとフロントにキャリアを積載できるので、バイクパッキングにぴったり。トレイルも走破できる700×50cタイヤが標準装備され、クロモリフレームのおかげで振動が少なく乗り心地もマイルド。耐久性が高いからガシガシと乗れそうです。
「昨年から代理店になった〈コナ〉の1台は、ロードでの長距離ツーリングも、オフロードのトレイルも攻めることが可能です。タイヤの径や取り回しはマウンテンバイクに近いので不整地でも走りやすい仕様ですが、650Bに比べてスピードも出せます。どんな路面でも走り抜けることができるから、いろんな外遊びに出かけらます! 今回はこの自転車を基準に、他のアイテムもバイクパッキングを意識して選んでみました」
Matador
マタドールのバックパック
〈Matador〉BEAST 28 ¥15,950
メインの生地に、防水コーティングが施されたリップストップナイロンを採用しているので、天候が変わりやすい山でも安心して使用できます。28ℓの容量ですが、重さはなんと約567gと軽量。ハイドレーションスリーブやギアを取り付けられるループも搭載されているから、快適に外遊びを楽しめそう。
「UL(ウルトラライト)のザックは、荷物の収納や背負い方にコツが必要ですが、こちらは柔軟なフレームサスペンションシステムが体にフィットするから背負いやすいです。丸めることで付属のサックに小さく収納できるので、旅行のサブバッグとしても◎。デザインがシンプルだから、日常的に使うことができます。パニアバッグにいきなり手を出すのは…というひとはまず手にとってみて欲しいです」
CRAZY CREEK
クレイジークリークのチェア
〈CRAZY CREEK〉HEX2.0 オリジナルチェア ¥8,580
軽量な折りたたみチェアは、いつでもどこでも座ることができて便利。その元祖である〈クレイジークリーク〉の「ヘクサライト」を改良したのがこちら。表面生地にしなやかな新素材を採用したことで折りたたみやすくなり、座面のフォーム素材パターンによって座り心地も向上。背もたれの角度はストラップで調節でき、外すとマットとしても使用できます。
「ブランドが1987年に設立し、最初につくったアイテムをアップデートしたもの。2人で座ったり、寝袋のマットにしたり、キャンプはもちろん、お花見やフェスでも使えます。設立者のロブ・ハートは、〈ミステリーランチ(MYSTERY RANCH)〉の創業者デイナ・グリーソンと仲が良く、教えてもらったバックパックの縫製技術をストラップの接続部分に活かしたそうです。それもあって、耐久性はバッチリ!」
Wolf&Grizzly
ウルフアンドグリズリーの焚き火台とグリル
〈Wolf&Grizzly〉(上)グリル M1 エディション with ファイヤーセット ¥14,080、(下)ファイヤーセーフ ¥10,780
ファイヤーセーフは、フレームが折りたためるコンパクトな焚き火台。6枚の蛇腹状のパネルが火床となり、薪や木炭を効率的に燃やします。料理に活躍するグリル M1 エディション with ファイヤーセットも同じくコンパクトになるので、荷物を減らしたいソロキャンパーやバイクパッキングに最適。
「本国ではグリルだけが販売されていましたが、日本では直火の焚き火をできる場所が少ないため、リクエストして焚き火台をつくっていただきました。グリルはしっかりと安定しているので、スキレットなどを載せても大丈夫。しかも高さを微調整できるから、料理を楽しむにはちょうどいいですよ」