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スケーターの真価を引き出す、ヴァンズのWAYVEE。

スケーターの真価を引き出す、ヴァンズのWAYVEE。

耐久性やクッション性、フィット感、デザインなど、さまざまな要素が求められるスケートシューズ。なかでも〈ヴァンズ(Vans)〉のそれは、世界中のスケーターから絶大な支持を得ています。その理由は、彼らがスケーターのリアルな意見を汲み取りながら、シューズ開発を行っているから。今年9月にデビューした新作「Wayvee」も、そうした実直な物づくりのなかから生まれました。今回はそんな「Wayvee」の魅力を探るべく、4つのスケートパークにて、世代・性別の異なる12人のライダーたちに試し履きをしてもらいました。

  • Photo_Takuya Nakajima(Axis)、Yohei Hirano(Chino Skatepark)、Shinsaku Arakawa(Hina Skatepark)、Maron H Johnny(Munchies Skatepark)
  • Text_Masafumi Kajitani(VHSMAG)
  • Edit_Tsuyoshi Matsuno(VHSMAG)

Voice 02_CHINO PARK

PROFILE

CHINO PARK
住所:長野県茅野市玉川500

Instagram : @timenesspopstore

左から、杉田充生さん、大輪敬司さん、宮坂文典さん

ー みんな「チノパー」でいつから滑っていますか?

杉田:高校の頃です。いま28歳なので長いですね。

大輪:ここで滑り始めてから9年くらい。スケートを始めた頃からここで滑っています。

宮坂:2年前に滑る場所を探していたらここを見つけて。みんなウェルカムな感じで、いまはここでみんなと一緒に滑っています。

ー 「チノパー」の魅力は?

杉田:やっぱりローカルショップの「Timeness Pop Store」のオグさんを筆頭にみんなでコンクリートを盛ってつくったことです。思い入れが違います。自分たちの好きなセクションでグラインドをするとテンションが上がりますね。

大輪:まずローカルがみんないいひとばかり。9年ほぼ毎日滑っていますけどまったく飽きなくて毎回楽しいです。

宮坂:やっぱりアールですよね。ここで初めてアールを本格的に滑り始めたんですけど、セクションのクセが強くて。最初は苦戦しましたけど周りに教えてもらったりしてやっています。

ー 〈ヴァンズ〉と聞いてどんな印象がありますか?

杉田:歴史がある。スケーターじゃなくても誰でも知っているブランド。

大輪:海外も日本もライダーがめっちゃかっこいい。映像も観ますし好きですね。

宮坂:知名度のあるブランド。ぼくもスケートを始める前から〈ヴァンズ〉を履いていたんで。いろんなブランドのシューズを履きましたけど、やっぱりスケーターが〈ヴァンズ〉を履くのがすごくかっこいいと思っています。

ー スケートシューズを選ぶときのポイントは?

杉田:自分の足は幅広甲高なんですけど、〈ヴァンズ〉は幅が広くて伸びもいい。そういう自分の足に合ったものを選んでいます。

大輪:インソールのクッション性とホールド感。それがシューズを選ぶ基準ですね。

宮坂:高いところから飛ぶのが好きなんで、クッション性が重要ですね。あとはデザイン。

ー 今回着用したモデルと履いてみた感想を教えてください。

杉田:自分は「Black White」。最初は新品で滑れるか不安だったんですけど、ちょっとしたらすぐに馴染みました。角が取れれば回し技もバンバンできそうですし、軽くて調子いいですね。タンも厚くて足をしっかりホールドしてくれるんで予想以上によかったです。

大輪:自分も「Black White」。履いてて安心感がありました。馴染みが思ったより早くて初日からイケるって感じました。めっちゃよかったです。

宮坂:自分は「Tyson」です。母親に抱かれているようなホールド感ですよね(笑)。クッション性がよくて足にまったくダメージがないです。

ー デザインはどうでしたか?

杉田:真上から見ると普通の〈ヴァンズ〉なんですけど、サイドのラインにハイテク感があって。ハイテクなんだけど、メッシュの部分がよく曲がるんで履きやすい。かっこいいですね。

大輪:〈ヴァンズ〉と言えば「オールドスクール」っていうイメージがありますけど、メッシュがアクセントになっていていいと思います。通気性もいいから理にかなっているというか。ハイテクとローテクの融合ですよね。

宮坂:「Tyson」はラスタカラーがいいですね。悪そう(笑)。このモデルがリリースされたときから「Timeness」に入荷があるか確認したくらい気になってました。なので今回参加できたのはうれしかったです。

ー ちなみにタイソン・ピーターソンの印象は?

大輪:ケツがすげえ出てる。

宮坂:超かっこいい。荒くないのに荒く見えるというか。

ー 今回のセッションはどうでしたか?

杉田:デスボックスでいつもよりちょっとがんばってメイクできる技をやりました。こういう機会が最近なかったのでテンションもモチベーションも上がりました。

大輪:みんなで滑るのは純粋に楽しいじゃないですか。さらに今日みたいに撮影してもらえるとヴァイブスも上がるし、こういう機会がもっと増えたらうれしいですね。

ー 今後の〈ヴァンズ〉に望むことは?

杉田:「Skate Pro」が「Skate Classics」に変わってからソールが革新的によくなったと思います。3ヵ月滑ってもソールにまったく穴が開かなくて。耐久性がアップしたのでそれだけで十分なんですけど、強いて言うなら大会やイベントがあればモチベーションが上がるのでうれしいですね。

大輪:地方でもこうやってイベントとかやってほしいです。ローカルがまとまるし、スケートの動きとしてもいいと思うので。

宮坂:海外からライダーを呼んでほしいです。オリンピックでスケートを始める子どもも増えているので。

ー では最後に「チノパー」から一言お願いします。

杉田:アングラなパークですけど、みんな来てください!

大輪:いつでもみんなウェルカムです。「チノパー」でセッションしたいです。みんなに滑ってほしいです!

宮坂:来る度にセクションがパワーアップしてると思うんで、各セクションを攻略しに来てください!

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