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雨で冷えきった芦ノ湖。フイナム フィッシング クラブの執念はブラックバスに届くのか⁉︎
DAIWA × HOUYHNHNM FISHING CLUB

雨で冷えきった芦ノ湖。フイナム フィッシング クラブの執念はブラックバスに届くのか⁉︎

「フイナム フィッシング クラブ」が今回訪れた箱根・芦ノ湖は、湖畔に歴史的名所の箱根関所やパワースポットで知られる箱根神社がある、言わずもがな温泉宿で人気の観光リゾート地。釣りをしながら、目の前に富士山を望むことができる気持ちいい湖です。……が、この日はあいにくの雨。富士山を拝めないどころか、めちゃくちゃ寒い。“たのしくたのしくチルアウト”をスローガンに持つ「フイナム フィッシング クラブ」は、悪天候でも釣りを楽しみながら、バスを釣れるのでしょうか!?

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Shogo Komatsu
  • Illustration_TOMASON
  • Edit_Yosuke Ishii

防雨防寒対策をしながら“強い釣り”を!

芦ノ湖は、1925年に日本ではじめてブラックバスが放流された湖。そしてニジマスやヒメマス、ブラウントラウトも放流されていて、それらのゲームフィッシングのほか、ワカサギ釣りやヘラブナ釣りも人気。

この湖にはルールがあって、ワームが使用できません。プラグやワイヤーベイトで勝負しなければならないので、若干ハードルは高いです。我々のこれまでの釣果を振り返ると、釣ったルアーはほぼワーム。しかし、今回も〈ダイワ(DAIWA)〉のみなさんに案内してもらえるので、きっと大丈夫! 数日前からグループLINEでは、投げたいルアーを使う“強い釣り”をするのか、釣果を優先する“手堅い釣り”をするのか盛り上がっていましたが、今回のメンバーはどんな準備してきたのでしょう。

石井陽介 (右)
フイナム副編集長
フイナム フィッシング クラブの部長。「ワームが使えないから、ミノーとシャッドを新調してきました。でも念のため、ワームが使えない芦ノ湖でも使える、豚皮を使用したポークルアーも用意。“手堅い釣り”で、とにかく一匹っ!」

村山靖行(右中)
F-LAGSTUF-F デザイナー
〈アブガルシア(AbuGarcia)〉や〈ガンクラフト(GAN CRAFT)〉とのコラボレーションを実現するほど釣り好き。「ワンチャン、シャローでデカバスが釣れると思って、ビッグベイトや大きめのミノーを持ってきました。“強い釣り”をします」

市川純平(左中)
o.r代表/編集者
あらゆるブランドのマーケティングやメディア製作を手がける。「みんなLINEで“強い釣り”をするってまとまったけど、意地でも釣りたかったから、一番弱気なポークを長いバス釣り歴のなか、初めて買ってきました(笑)」

小松翔伍(左)
ライター
雑誌やウェブマガジンを中心に執筆。「今回はブラックバスよりトラウトを釣りたくて、トラウト用ルアーを買ってきました。ヒメマスを釣って、晩御飯にしたい! 最近ボウズが続いちゃっているから、トラウトもバスも釣ります」

池本史彦
フォトグラファー
雑誌やウェブ、広告などで活躍し、アウトドアの撮影もこなす。「前に芦ノ湖に来たとき、ポークを使ったらブルーギルが釣れたから、今回も持ってきました。でも、やっぱり今日は“強い釣り”をしたいからプラグオンリーで、ポークは使いません」

The Fish Head(いちばん右)
マスコット
オリジナルモンスターを描き続けるアーティスト、TOMASONさんが生み出した「フイナム フィッシング クラブ」のマスコットキャラ。「雨ニモマケズ風ニモマケズ。プラグオンリー上等だギョ! 今日はみんなに、モノホンの“強い釣り”を見せたるギョ!」。気合十分です。

ガイドしてくれたのはこちらの2人。

茂手木 祥吾
昨年まで国内最大のトーナメント「JBトップ50」に参戦し、優勝を飾った経歴を持つ。釣りをはじめとしたアウトドアの映像制作や写真撮影も手がけ、釣りのディレクションやプロモーションも行う。
Instagram:@motegishogo@fishingresearch

村松 秀希
前回に引き続きガイド。小学生からバス釣りをスタートし、20年以上のバス釣りのキャリアを持つ。霞ヶ浦を拠点に、数々のトーナメントに参戦。今年9月に第二子が生まれた、育メンパパ。

服装の自由度が高いバス釣りですが、この日は雨。ということで、メンバーはどんな防雨対策をしているのでしょう。抜き打ちチェックなので、多少の手抜きはご愛嬌。

村山:2年ほど前、釣りのために作った〈フラグスタフ(F-LAGSTUF-F)〉のオーバーオールに、ショート丈のジャケットを羽織っています。雨なので、シームテープが貼られているものを選びました。ジャケットのアームホールを太く設計しているので、腕を動きやすいです。シューズは、ゴアテックスとゴムを使っている、U.S.の〈コンバース(CONVERSE)〉。ハットは今季リリースされる、〈フラグスタフ〉の〈アークエアー(ArkAir)〉別注。派手な色はバスが警戒しちゃうから、落ち着いたカラーを着るようにしています。

石井:ジャケットは〈ダイワ ピア39(DAIWA PIER39)〉。撥水だから、今日くらいの雨ならしのげるハズ。パンツは週5、6日は穿いている〈ニードルス(Needles)〉のトラックパンツ。穿き慣れているし動きやすいから、釣りにも最適。ジャージ素材なので速乾性が高いです。下にヒートテックを穿いているので思ったほど寒くありません。〈サウス2ウエスト8(South2 West8)〉のヘアバンドで耳も暖かい! 自然に溶け込むべく全身グリーンで統一したのがポイントです。

市川:とにかく寒くて雨が降っているから、足から冷えないように〈キーン(KEEN)〉の防水スニーカーと、いつも釣り道具の中に入れているパッカブルのレインパンツを穿いています。ジャケットのマウンテンパーカはオイル加工されているかと思ったけど、全然水を弾かず、いい感じにひんやり。中にパーカとインナーダウンと〈アイスブレーカー(Icebreaker)〉のインナーを着ているから、なんとか大丈夫。みんな、よくブラックやアースカラーを着ているから、あえてホワイトのジャケットを選んでみました。

小松:ジャケットは〈ザ・ノース・フェイス(The North Face)〉のレインウェア。山登り用で買ったから、針で穴を開けないように気をつけたい。〈ダイワ ピア39(DAIWA PIER39)〉のカーゴパンツの上に、アメリカ軍のオーバーパンツを穿いて雨対策。ゴアテックスのはずだけど、なんだか湿っている気が……。シューズは外遊びでいつも履いている〈アディダス テレックス(adidas TERREX)〉。こちらもゴアテックスが採用されていて、グリップ力も高いから足元は安心です。

池本:〈ワイルドシングス(WILDTHINGS)〉のコロラドカグールをジャケットに選びました。ロング丈とショート丈になる2WAYで、座った時、雨でおしりが濡れないようにロング丈にしています。パンツは〈ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)〉。防水なので、濡れる心配ありません。シューズは、〈エルネスト(ELNEST)〉と〈キーン(KEEN)〉が一昨年リリースしたコラボレーションモデル。ウィンターブーツだけど軽くて履きやすいです。もちろん、こちらも防水。

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