Selector 2 〈ゴードンミラー〉を知り尽くすスタイリストが選ぶアパレル。
PROFILE

ファッション誌や広告で活躍するスタイリスト。愛車は〈三菱自動車〉の「DELICA」。仕事柄、クルマには常に、衣装や撮影の小道具が満載されている。
Instgram:@kondotomomichi
ー 近藤さんは、〈ゴードンミラー〉のルックでスタイリングを担当されていますよね。

近藤:そうですね。でも、普段は撮影で使うことしか考えていなかったので、いざ自分で買えるとなると話は違ってきますよ(笑)。
ー たしかにそうですね。最近、〈ゴードンミラー〉はアパレルも強化していますが、近藤さんの目にはどう映っていますか?
近藤:〈ゴードンミラー〉のようなガレージっぽいワークウェアは、男性は特に惹かれると思うんですよね。しかも、バックボーンがしっかりあって、すべてTPOに即した服。そこにうまくトレンドのカラーを使ってたり、ミリタリーのディティールが入っていたりすることで、街で着ても違和感がありませんしね。
ー 実際に〈ゴードンミラー〉の服は、ピットで働く人たちが着ていたりするんですよ。そうした現場の目線も汲み取って、商品が開発されたりするそうです。
近藤:このセットアップも普通にいいですよね。


ー 動きやすいシルエットはもちろん、コットンツイルで普段着としても通年着やすそうですよね。作業服の上から羽織ることで、すぐに商談へと臨めるようにとデザインされたウールライクなポリエステルのセットアップなんかもあるみたいで。
近藤:ワイドはワイドでも、そうした理由がわかると余計欲しくなってしまいますね。ちなみに、このセットアップを買うとなったら、金額はオーバーですか?
ー はい、上下で39,050円なので、完全にオーバーしてしまいます。
近藤:ですよね(笑)。
ー 今回は、諦めていただいて…。
近藤:ルック撮影時にも思ったんですが、どれもシルエットが本当に綺麗ですよね。それと、シワになりにくいアイテムが多い。

ー そうなんです。〈ゴードンミラー 〉の方たちは職業柄、運転することが多いんですけど、それでもシワができないようにつくっていて。着たまま作業することも多いので、ガシガシ洗える仕様になっています。
近藤:でも、予算はオーバーしてしまうと(笑)。
ー はい(笑)。
近藤:実は、一個狙ってたアイテムがあるんです。このウェダーです。


ー どんなときに使われるんですか?
近藤:洗車はもちろんですけど、なんにでも使えるなと思っていて。ぼくだと、撮影で使う小道具とかをスプレーで塗ったりするんです。そういうときにもいいかなと。
ー ずっと品薄が続いていたんですけど、やっと在庫が回復してきたそうで。
近藤:あと、サンシェードも本当に人気が高いですよね。仕事周りで使ってる人も多くて。それにしても、商品数がめちゃくちゃありますね。本当に迷うな。

近藤:入り口にあったトートバッグの大きいサイズもよかったですね。〈ゴードンミラー 〉オリジナルのバリスティックナイロンを使っていて、完全防水仕様。旅行にもいいかもしれないですね。2泊3日くらいなら、ひとつで行けちゃうサイズで見た目以上に軽いですし。
ー あのバッグが、15900円です。
近藤:いきなり半分ですね! でもあれはいっときたいです。それと、既にシートカバーは持ってるんです。運転席用と助手席用。だから、次はトランク用が欲しいなと。

近藤:それと、〈ゴードンミラー〉といえばコンテナですね。スタッキングできるのが、めちゃくちゃ便利。スタッキングできる仕様は、〈ゴードンミラー〉がはじめに打ち出したんですよね?
ー 「リス」さんと共同開発して、つくってもらったそうです。同時に、「リス」のインラインでも、スタッキングできるものが発売されたという流れですね。
近藤:靴下とか、Tシャツもいい感じですね。この辺もおすすめですか?


ー この辺も、〈ゴードンミラー〉のピットチームたちはヘビーに使っています。どちらもタフなつくりはもちろん、靴下には防臭、抗菌の機能がついてもいるんです。
近藤:いいですね。ちなみに今日は、3万円以上のものが欲しい場合、自分でも買えるんですか?
ー もちろんです。
近藤:じゃあ、服は自分で購入しようかな。はい、決まりました!
ー 合計で29,976円でした! 最後に改めてですが、近藤さんが思う〈ゴードンミラー〉の魅力ってどんなところでしょうか?
近藤:ひとつ思うのが、SNSで〈ゴードンミラー〉と検索するじゃないですか。すると、ユーザーの方がアップされている写真のどれもが〈ゴードンミラー〉と同じ世界観なんです。要するに、ブランドが訴求したい世界観がしっかり伝わってるということ。その理由っていうのが、先述したように「ガレージ」という軸がしっかりあることだと思うんです。「これを着て、このアイテムを使って、何をする」というのが明確。そんなブランドって、ありそうでなかなかないんですよね。携わらせていただいている身としても、伝えたいことが伝わっていってるっていうのは、結構うれしいんですよ。

右上から時計回りに ウォータープルーフサロペット ¥4,180、コーデュラトートバッグXL ¥15,900、ラダーの上のボトルティシュー ¥218、ステップラダー ¥4,178、クルーソックス ¥1,320、パックTシャツ 2セット ¥4,180