スニーカーとG-SHOCKを偏愛。

アントニーさんお得意のスニーカーについて伺いながら、小休止。300足ほど所有するスニーカーから〈G-SHOCK〉と合わせたい3足をセレクトしていただいた。ファッショントークから、「MY G-SHOCK」のインスピレーションは得られるか?
「その時々の気分があるんですが、今はこの3足ですね。誕生日プレゼントで頂いた不朽のジョーダン1はシカゴカラーがハズせませんし、仕事でロサンゼルスに行った時にゲットしたトラビスも大好き。〈ホカオネオネ〉は意外かもしれませんが、履き心地の良さがヤミツキで合わせやすいのも嬉しい。勝手に足が動き出すような軽さで、履いた瞬間に『なんじゃこれ』でした」


コレクター気質だというアントニーさんは、スニーカーに〈G-SHOCK〉と、カジュアルでタフな雰囲気のアイテムにめっぽう強い。
「先日、母親に会ったらジョーダン4のユニオンを履いていて、還暦なのに恥ずかしいからやめてと(笑)。思えば父親に初めてもらったスニーカーはエアフォース1でしたし、母親が初めて買ってくれた時計が〈G-SHOCK〉。小学生の頃は〈ヒステリックグラマー〉や〈ラルフローレン〉にカレッジ調のパーカを着ていた。当初は嫌だったんですが、だんだんイケてるなと思い出して、今振り返るとシャレてますね(笑)」

「中学生の頃にオシャレに目覚めている先輩方から『やっぱりアントニーが一番似合う』と褒められ、乗せられ、着続けているのが今のスタイル。スニーカーにせよ〈G-SHOCK〉にせよ今も昔も好きなのは変わりません。だからこそ、MY G-SHOCKは大人っぽい色か、子どもっぽさも大切にした色か、悩みます」
