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18歳は大人の印。KEN THE 390の夢追い新成人相談所。
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18歳は大人の印。KEN THE 390の夢追い新成人相談所。

2022年4月1日、いままで20歳とされていた成年年齢が18歳に引き下げられました。もちろん、エイプリルフールではありません。今後、18歳以上は未成年ではなく、成人した大人となるわけです。では、大人の階段を登ることとなった若者はどんなことに興味があり、何を感じているの? そんな疑問を、お買い物から夢の実現を応援するあと払いサービス「ペイディ」のサポートのもと探ります。公募したなかから夢を持つ若者3名に集まってもらい、現状をラッパーで音楽レーベル「DREAM BOY」を主宰するKEN THE 390さんに伺ってもらいました。その模様を記事とYouTubeでお届けします。

  • Phto_Masashi Ura
  • Movie_Ryota Kuroki、Koya Matsuba(BONITO / Rhino)、Yuma Izuka
  • Hair & Make-up_Asuka Mitani(KEN THE 390)
  • Edit_Shuhei Wakiyama

成人すると責任は伴うけど、できることが増えた。

KEN:そうそう、新成人が18歳になるんだよね。家や携帯の契約が自分ひとりでできて、10年間有効のパスポートがつくれたりするんだって。みんなは何か違いを感じる?

イシイ:できれば20歳のままがいいなっていう気持ちは少しありますね。。いつまでも子供でいたい、じゃないですけど…。

白川:家の契約を親の許可なしでできるというのは、上京してきた組なので便利だなって思います。ただ、できることが広がる分、負わなきゃいけない責任も増えてきますよね。その重さを考えた時に、手放しにいいことだよねって言えないところもあるのかなと。

ズキ子:最近感じるのが、自立している若者がすごい増えたなって(※1)。それこそTikTokとかもそうなんですけど、みんなが何者かになろうとしているというか。情報社会になってるので、それを考えると引き下げはいいんじゃないかなって。自立できるきっかけになるんじゃないかって思いましたね。

※1:「ペイディ」とZ世代の調査結果を得意とする「Z総研」が共同で実施した新成人調査では、新成人の抱負として、自立した生活を送れるようになりたい(51.1%)、将来のために自分で行動していきたい(46.4%)、責任ある行動をできるようにしたい (42.2%)、知識を増やしたい(41.0%)、親孝行をしたい(37.5%)の5つが上位だった。

KEN:(撮影時)唯一の成人だけど、白川くんはどう?

白川:オールナイトのイベントとかに行けるようになったのは、成人してよかったなって思いましたね。行きたかったけど、年齢的に行けなかったりっていうのが全部なくなって。責任は伴うけど、できることが増えたっていうのが成人してよかったことですね。

KEN:たしかにそれはあるよね。大手を振ってというか、新しい世界が広がってる感じ。逆に成人になる二人はどう?

イシイ:仕送りをもらっているんですけど、アパレルとかでバイトもして、仕送りなしで自立して家賃とか払うっていうのが、近々の大人になることかなって思ってます。アホなことやってる分、恩返しはしたいなって。

ズキ子:常に勉強していきたいですね(※2)。大人になって面倒くさいこととか、嫌なこととか、やらなきゃいけないこととかがあって。目まぐるしいなーって感じてたんですけど、でも、これを学んで自分がさらにレベルアップするの、ヤバイなみたいな。大人になっても勉強を続けるというのが一番の目標ですね。

KEN:インプット自体が楽しいんだ?

ズキ子:止まらなくなっちゃいますね。ラジオをやっているんですけど、毎週できる限り新譜の曲を紹介するようにしていて。歴史を学ぶのも楽しいし、ヒップホップだけでも深いのに、もっと広い世界にいったらもっと勉強することがあるって考えると。もう自分はこのままじゃいられないなみたいな。

KEN:いいことだね。ある程度の年齢になると、「新しいものはいいものです」って自分に言い聞かせておくくらいしないと、自分で気づかないうちに排除するようになってきちゃうんだよ。新しいものって不完全な状態でやって来るから、粗探しが上回って不完全さが目につくようになる。排除しそうになるのを「そんなことないですよ。新しいものはとりあえず、面白いんですよ」と自分に言い聞かせるようにしてるよ。

白川:ちゃんとアップデートしないとですね。

KEN:ポジションや知識に自信があるほど、自分のキャリアがアドバンテージになってくる。でも新しいものが出てくると、そこではそれこそズキ子ちゃんたちとフラットに競争しなきゃいけないわけ。だから若い子にチャンスがあるんだけど、そこをはじいておけば自分の得意フィールドにずっといれるみたいになっちゃうんだよね。そうすると一瞬はいいんだけど、10年経つと置いていかれる。だから勉強するのは超大事だし、言い聞かせていないと、30歳を超えたあたりから大変な気がする。ヒップホップも、トラップが来て、それをはじいた人と面白いじゃんって思えた人で、生き残れた人とそうじゃない人にすごい差があると思うから。

※2:資格やスキルアップのための勉強は、「ペイディ」と「Z総研」による新成人調査で、今年1番したい・挑戦したいことの2位で18.3%がそう回答した。1位は貯金で19.7%。

イシイ:誇りを持って、新しいものでも変なプライドが邪魔せずに吸収して昇華する。そういう大人になりたいですね。

KEN:たしかにね。オレもそうなりたいと思う。気づいたら保身しようとするから、そうならないように設定しておかなきゃいけないね。

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