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それぞれのペット物語。-ネコ編-
I ♡ CAT

それぞれのペット物語。-ネコ編-

まだまだ続くコロナ禍にロシアのウクライナ侵攻など、なかなか明るい未来が見えづらい世の中。少しネガティブな気持ちになりがちな状況ですが、ペットとの暮らしは、ふとした瞬間に癒しや人間関係では得られない気づきを与えてくれます。そこで今回はあのラッパーやアーティストなど、ネコ好きの方がどのような日常を過ごし、どんな思いでいつも傍らにいるのか? それぞれのネコとの日常を覗かせてもらいました。

02:END×トトロ&キララ

PROFILE

END

東京出身のフライヤーアーティスト/GReeD TOKYO オーナー/OLDX ディレクター。ハードコアやパンクシーンを中心にフライヤーアーティストとしての活動や、渋谷のセレクトショップ、GReeD TOKYOのオーナーでもあり、OLDXというブランドもディレクションする。
startfromend.com
Instagram:@endflyer

不思議に思うことも多いけど、そこがまた魅力的。

アーティスト・ショップオーナー・ブランドディレクターと、多岐に渡って活躍するENDさん。和をモチーフにした“円度”名義では、ネコをモチーフにした作品もあり、そんなところからもネコ好きの一面が垣間見れます。

ー 撮影前にENDさんが『キララは自分と妻以外の前だと逃げちゃって、写真撮れないかもな…』と言っていたように、やっぱり逃げちゃいましたね(笑)。

END:そうですね、やっぱりお姉ちゃんだからか警戒心が強いんでしょうね。

ー トトロとキララは姉弟なんですね。

END:そうそう、キララがお姉ちゃんで、下がトトロって感じです。

ー それぞれの名前の由来は何ですか?

END:名前は妻がつけました。2匹とも結婚前から妻が育てていたので、自分は妻と一緒に住むようになってネコ暮らしがはじまったんですよ。ぼくとしても、トトロもキララも昭和フレイバーな名前なので、すごく気に入っています。

ー 姉弟で柄も同じなのに、性格が真逆なのもおもしろいです! ネコがいて良かったなと日常で感じるのは、どんなときですか?

END:日々思いますね。帰宅したら、まず『ただいまー』って声をかけちゃいますし、寝るときも一緒。家族の一員なので一緒にいると心が穏やかになるんですよ。

ー トトロとキララの好物とかありますか?

END:おかか、チューペット、ネコ用お肉などですね。今は年も取って持病持ちのため療養食を出しているんですけど、飽きないように好物も混ぜたりしています。

ー 食事はやっぱり重要ですよね。トトロとキララが喜ぶことや、お気に入りの場所はありますか?

END:やっぱり自分たちと一緒にいることだと思います。ベッドでリラックスしていたら、キララは必ず背中に乗ってくるし、トトロはいつも隣にいるんですよ。彼らも家族との時間が安心するんでしょうね。(お気に入りの場所は)特定の場所はなくて、自由気ままに生活していますね。ネコの習性なのか、少し高い場所がやはり好きなようで、よく登ったりしていますよ。トトロは妻が座ると必ず隣に行って一緒にいるようにしています。

左上/『何枚でも撮っちゃいます(笑)』と話すように、何年一緒にいてもいつでも写真を撮ってしまうのが、ペットの不思議なところ。右上/今回の撮影で写真におさめることはできなかったキララの写真。下/我が子同然の接し方をしていることが、写真からも伝わってきます。

和モチーフにする時はENDではなく“円度”名義となり、今まで手がけてきた作品の中にはネコをモチーフにしたものが存在。縁起物である招きネコが細かな線画で描かれています。Photo_END

ー ENDさんが気に入っているネコ用のアイテムを教えてください。?

END:衛生面も考慮してベッドを定期的に交換していて、新調したベッドに寝てくれたときは嬉しいですね!

ー これまでネコ以外に動物を飼ったことはありますか?

END:小学生の頃に白い犬を飼っていたんですが、名前がトトロだったんですよ。名付けたのは母親なんですけど、まったくの偶然で不思議な運命を感じちゃいますね。

ー すごい偶然です、そういうストーリー最高ですね! ENDさんはネコをモチーフにした絵も描かれていますが、トトロとキララを直接モチーフにしたことはありますか??

END:うーん、トトロとキララを直接はないですね…。2匹ともトラ柄で絵にするととんでもない線になってしまい、描くのがむずかしすぎますね(苦笑)。

ー なるほど…。最後にネコ暮らしのおすすめポイントや、ネコを飼いたい人に伝えたいことがありましたらお願いします。

END:物ではなく心が寄り添う相手なので、飼う人は大切に育ててほしいと思います。過剰に愛情を注ぐことで、逆にストレスを与えがちになってしまうこともあるので、ときには厳しく、ときには優しく。まさに人間の子供と同じように接するのが良いのかなと。当然、人間とは違う生物なので、一緒に生活していると不思議な気持ちになることも多いんですが、そこがまた魅力的なんですよ。ネコの寿命は我々よりも短いものです。だからこそ一緒に居られる十数年間で、お互いに成長できる毎日を過ごしていきたいですね。ネコ暮らし最高!

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