Icon 03. 関川 良

PROFILE

1990年生まれ、埼玉出身。大学卒業後にオーストラリアに1年滞在。そこでサーフィンにはまり、サーフィン中心の生活を送る。現在はモデル業のほか、電気工事士の父親と一緒に現場へ繰り出す日々。電気工事士の資格を取得するため、目下勉強中。リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた過去ももつ。
Instagram : @ryosekikawa
海外で学んだ、体や環境に対する価値観。
ー 関川さんといえば『テラスハウス』のイメージを持たれている方も多いと思うんですけど、現在はどういった活動をされているんですか?
関川:フリーランスでモデルをさせていただきながら、親父の電気工事の仕事を手伝ったり、友人がやっている農業の手伝いをしたりって感じです。
ー 海外もいろいろ旅されてきましたよね。
関川:オーストラリアは大学を卒業してからワーキングホリデーで行っていて、カリフォルニアも仕事とプライベートで数回訪れていますね。それと、『テラスハウス』でも訪れていたハワイも。

ー どこもサーフカルチャーの根付いた街だと思うんですけど、そこで影響を受けてサーフィンを始めたと。
関川:山形におじいちゃんの家があって、小学校の頃からスノーボードは好きだったんです。そこで横ノリの楽しさは感じていたんですけど、海のない埼玉に住んでいたこともあって、サーフィンはきっかけがなくて。で、大学卒業のあとにオーストラリアに行ったときに、現地の方に勧められてやってみたらどハマりしました。
ー そもそもなぜ、オーストラリアに?
関川:当時のバイト先で、正社員になるためには英語が必須だったんです。なので、英語を学ぶためにオーストラリアに。現地で学校に行く予定だったんですけど、結局は通わず、サーフィンして、ローカルの方と遊んでという日々でした。でも、地元の人たちと話すことで英語は身につきました(笑)。
ー ほかにも、海外の生活で得た価値観はありますか?
関川:それでいうと、日本はひとつの職業が当たり前。だけど向こうの人たちは、本当にいろんなことをやっているんですよね。そこで「ひとつのことに縛られなくていいんだ」ってカルチャーショックを受けて。なので、いまの肩書きはフリーランスってことにしています。


ー そのエリアに住む人たちは、健康志向も高いし、使うものも食べるものもオーガニックのイメージがあります。
関川:たしかにそうしたマインドも学びましたね。そこからぼく、3周くらいしたんです。グルテンフリーもやったし、動物性のものも一切食べない時期もありました。でも、その時期は本当に疲れちゃって。サーフィンをする気も起こらないし、全然アクティブになれなかった。だったら、マイボトルを持つようにしたりとか、無理のない範囲で実践して、心身ともに元気な状態のほうが健康的だと思ったんです。
ー いまは心と体のバランスは保たれていますか?
関川:だいぶいい感じです。アクティブにいられるし、目標もあるので。
ー その目標、教えていただけますか?
関川:いまは親父の仕事に付き添いながら、電気工事士の資格の勉強中なんです。なので、まずその資格をとること。それと、ハワイに、現地のローカルスポットを紹介するコーディネート会社を立ち上げたんです。そのタイミングでコロナになっちゃって動かせてないんですけど、コロナがあけたら、そっちも頑張らなきゃなと。